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【発声編】男性にオススメしたい練習曲

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平井堅『瞳を閉じて』

喉に無理な負担をかけずに歌の練習をする時に大切なのが「選曲」です。

「どんな曲を練習したらいのか分からない・・」と悩んで事はないでしょうか?特に、いつも喉に負担をかけてしまう人の場合、正しい発声を習得する時の練習曲は、慎重に行わなければなりません。

 

ノリや勢いで歌える曲、

キーが低すぎる曲、

キーが高すぎる曲、

音域の幅が狭い曲、

 

そういった曲は、練習曲としてはあまり向いていません。

 

そこで今回、男性にオススメしたいのが、平井堅『瞳を閉じて』です。言わずと知れた名曲で、メロディーラインも美しく「キー」も一般男性でも無理なく歌える曲だと思います。

 

 

◆ここがオススメポイント

練習曲としてオススメできるポイントは、何といっても「バラード調であること」です。

喉に力みがある人は、ついつい無茶をして歌ってしまうので、頑張って歌うと雰囲気が作れないようなバラード調がオススメ!

 

丁寧に語りかけるような歌声で、優しく歌う必要があるので、ボイスコントロールの練習にはピッタリです。

そして、裏声と地声のチェンジがある事もオススメの理由です。サビ前の「your love forever~」の部分ですね。この部分の切り替えがスムーズにできるかどうか、音色に極端な違いが出ないで歌えるかどうかも、正しい発声法を習得するうえで、いい練習になります。

 

サビの高音で苦しくなったり、張り上げてしまわないように、小さい声で練習するのがコツです。特に、曲の後半、間奏あけに、サビのメロディーを声量を小さく下げて歌う部分があります。この部分を裏声にせずに、地声で優しく歌えるように練習してみて下さい。

 

ボイスコントロールができているかどうかを判断する材料になる、とてもよい曲だと思いますので、ぜひ、あなたも挑戦してみて下さいね!

 

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歌を習って2~3年目の悩み?

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◆歌を習って2~3年目に感じること

習い事は、ある程度の期間、継続的に通う事でスキルを習得していく事ができます。歌の場合も、1,2ヶ月で飛躍的に上達するというのはとても稀な話で、プロ歌手でさえ、毎日、地道なトレーニングを積んで少しずつ成長していくものです。

 

とはいえ、せっかく習っているのだから、早く上達したいという気持ちを抱くのは当然です。そんな中、歌のスクールに2,3年通っているのに上達が感じられない、、という悩みを持っている人も少なくないようです。

 

習い事は楽しみながら行うことが大切ですが、「ただ楽しそうだから」という理由だけで始めてしまい、肝心のスキルが身に付かなければ、少し悲しい気持ちになりますよね。。

 

では、なぜ、数年、通っていても上達を感じられないのでしょうか?

 

 

◆歌がサマにならない

歌が上達していないと感じる理由として、自分の歌がサマにならないという事が多いようです。

 

少しかみ砕いてお話しますと、歌に関して、何か間違っているわけではないのに、「上手く聞こえない」「声自体が良く聞こえない」「薄ぺっらい歌に聞こえる」というような印象が残る状態です。

 

このサマにならない状態の人が、歌を学んで身に付いたスキルは、恐らく「歌唱テクニック」なのだと思います。

 

つまり、

「どう歌えば上手く聞こえるか?」という問いに対する答えを学んだのです。

 

でも、テクニックを学んだ結果、上手く聞こえなかったわけですよね。

それは、重要な工程を飛ばしてしまっています。テクニックは基礎の上に成り立つもの。の基礎となる「喉に力みのない基礎発声」が確立されてからでないと、テクニックは本領発揮できないのです。

 

 

◆本当の歌の楽しさを感じたいなら

数年後、本当の歌の楽しさを感じたいなら、根本にある発声を見直す必要があります。歌がサマにならない原因は、その「声自体」が重要なカギを握っています。

 

正しい発声を習得した人はテクニックが映えます。

何をやってもカッコイイ、勿論、テクニックを使わなくても、いい歌を届けられます。

 

『喉に力みのある発声は、あなた本来の歌声に、まだ出会えていない』

 

もともと歌が上手い人が、更に上手くなるのは、割と容易ですが、

もともと歌が上手ではない人が、人並み以上に上手くなる為には、テクニック以前の「基礎発声の習得」が重要!と言えるのです。

 

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「観察力」と「歌が上手い」の関係

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◆観察力

誰かを「お手本」にする。

最初から歌が上手いという人はいません。小さい頃から歌が上手いという人であっても、必ず、「お手本」にしている人(歌手、先生、親など)の歌を聞いて上達していくものです。

 

世には、歌が上手い人は沢山いて、シンプルに、その上手い人と同じように歌えば、あなたも「歌が上手い」と思われます。

 

では、なぜ、その上手い人と同じように歌えないのかと言いますと「観察力」が足りないことが、一つ、挙げられます。

観察ですから、自分が歌う前段階の話です。観察する前に、上手な絵を描く事はできません。花であれば、全体を見て、花びらや葉っぱの形、日当たり具合、上から下まで色んな角度から観察してから描いていきますよね。

 

歌が上手い人は、この観察能力が高いのです。

 

 

◆すぐ歌うのはナンセンス

歌を練習する時に、すぐ、歌手本人の声と一緒に歌うのはNGです。これは、さっそく観察が抜けてしまっている状況。

「でも、何回も聞いてるし・・」と思う人もいると思いますが、「聞く」と「観察」は、まったく別です。

 

聞くは、「聞くつもりで聞いているということ」

観察は、「歌うつもりで聞いているということ」

 

これが、大きな分かれ道になります。

 

歌う前に、50回聞いてから歌の練習を始める人。

数回聞いただけて、すぐ、歌の練習を始める人。

 

ここに上手く歌えるかどうかの違いが表れるのです。

要は、正しい情報をインプットしてから歌う人と、曖昧な情報をインプットして歌っている人の違いです!

 

 

◆まずは聞き込む

まず歌うではなく、まず聞き込む。観察する。

そして正しい情報を得てから真似ると、上達のスピードはぐんぐん上がっていくでしょう!

 

歌を教室やスクールで習っている人に、一つ、アドバイスですが、先生が声を出したり、歌っている時に(無意識かもしれませんが、)一緒に歌っちゃう人はNGです。

 

これは、観察できていないので、新しい情報を得ないで、これまでの自分の歌い方を、ただ繰り返しているだけになります。つまり、変化できない。

 

心あたりのある人は、ぜひ、改善し「まずは観察」を心がけてみて下さいね!

 

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リップロールが上手くできない人へ

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◆リップロールのコツ!

首回りの筋肉を脱力させ、効率的な発声習得の練習に効果の高いリップロール。やり方は、とても簡単なのですが、上手くできないという声も多く聞きますので、今回は、誰でもできる!!簡単なコツをお伝えしていきます。

 

 

◆手で支える時のコツ

きっと、難しいのは「唇が振えなくなってしまう」という点だと思います。その為に、手で唇を支えるとやり易くなるのですが、その「手の支え方」がとても重要になります。

 

手を使う事で何をどうしているのか?と言いますと、

「唇の内側(表面に出ていない部分)の接地面積を広く作っている」のです。

 

とても、かたい表現になりましたが、つまりは、

手で下唇を上唇にくっつけるようにしているのです。そして、そのくっつけている部分がポイントなのですが、顔の表面に出ている唇(口紅を塗る部分)ではなくて

口の中に隠れている唇の内側の部分になります。

 

そして、手は、下唇の下の部分に当てる。

ちょうど、アヒル口のようになると上手くいきます。

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◆間違った手の使い方

間違った手の使い方として多いのが、以下のような場合です。

 

・唇を左右に広げるようにしている

・唇と関係ない頬を手で支えている

 

このような感じで手を支えてしまうと、上手くいきません。少しずつ手の位置を変えながら、唇の接地面積を広く作るんだ、と意識してやってみると、自分のベストポジションが見つかると思います!

 

ぜひ、参考にしてみて下さい。

 

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「対面レッスン」と「非対面レッスン」の決定的な違い

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◆歌の上達に欠かせないもの

歌を練習していくと「なかなか上達しないな・・」とネガティブな感情を持ってしまう人も少なくないと思います。ちゃんと練習しているつもりなのに、歌が上手くならない。

 

その原因は、一つに絞りきる事は難しいですが、

今回は、その原因を、次の2つのパターンに分けて解説していきたいと思います。

 

あなたは、どちらの方法で歌を学んでいるかチェックしてながら読み進めてみて下さいね!

 

 

1)ネット、書籍、動画を見て歌を練習している人

2)先生やアーティストと対面し同じ空間で練習している人

 

ぞれぞれのメリット、デメリットについて、感じている事をまとめてみました。

 

◆1)解説

まずは、独学タイプです。

女性よりも、もくもくタイプが多い、男性に当てはまるかもしれません。現代は、歌が上達するための情報は、世に限りないほど出回っています。ネット、参考書、動画など、オンラインでのレッスンも受講可能なところもあります。

 

 

◗ メリット

独学は、何といっても「自分に無理なく練習していける」という点が良いところ。時間、費用、場所を、ある程度は自由に設定することができて、気軽に練習ができます。また、歌唱力アップの為の情報も充実しており、かかる費用に対して得られる内容も濃いものになっていると思います。

 

◗ デメリット

その気軽さであるがゆえに「継続が難しい、練習内容にムラがでる」という点。

つまり、やりたい時だけやる、というスタンスになるので上達するスピードは、短期間を見込むことは難しい。また、情報が一方的なものになるので、発信側と受信側でズレが生じて、勘違いして受け取ってしまい、練習が練習になっていないという事が起こりやすいです。

 

 

◆2)解説

実際に、歌の先生やアーティストの人に会って、同じ空間で歌を学んでいく人の場合です。ボーカルスクールやカラオケ教室などに通ってレッスンを受ける。現在、全国には、かなりの数があり、特徴やレッスン方法も多様になっています。

 

 

◗ メリット

「実際の生声」を聞ける。

文字情報だけでは、イメージがつきにくい声の情報を、体感として一瞬で、理解することができます。スタジオや教室にどれくらい響いている声なのか、自分の耳にどれくらいの大きさで聞こえる声なのか、口の形、姿勢、テンションなど目で確認できる分野も多い。

テクニック以外の「声の熱」を感じ取る事ができます。

 

 

◗ デメリット

費用や時間は、独学より多く必要となります。また、教えてくれる人によって、分かりやすい分かりにくい、合う合わない、などの印象の違いが生まれることがあります。特に、複数の先生に教わっている人は、指導法が違ったりすると混乱する人もいるかもしれません。

 

 

◆まとめ

結論としては、歌の学び方は、自分に無理のない方法で行っていくとよいと思います。

しかし、「上達を感じられない、、」という人の為に、一つアドバイスをするとしたら、あなたの歌声は「声の熱」を再現できているか、という点に注目してほしいと思います。

 

よくある例としては、

プロ歌手が歌っている動画を見て、その声をできるだけ真似て歌っているのに、何か違うと感じたことがある人。そういう人は、プロの歌声を「勘違いをして受け取っている可能性」があります。

 

実際に、目の前で、プロに歌ってもらったら、声量、響き、声のエネルギー、すべてが圧倒的に違う、という体感を得ることになります。

「自分と全然、違うじゃん!」という事に。。今までの練習で出していた歌声は一体なんだったんだろう、、と。

 

それが「声の熱」を再現できていない場合の、残念な一例です。

対面レッスンでは、その「勘違いの受け取り」が起こる事はありません。なので、だいたい歌を習い始めると、「声ってそんなに出すんですかー!?」という感想をもつものです。

 

「動画から聞こえる歌声」と「実際の生歌声」は、かなり違うという事を、頭の片隅に入れておくと、練習方法も変わってくるはずです。ぜひ、参考にしてみて下さいね!

 

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