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息が足りなくなる?!を解決しよう!

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◆歌っている時に、息がもたない

歌っていると息が足りなくなる!

こんな悩みを持っている人は少なくないと思います。一体、なにが原因で息が足りなくなるのか?今回は、いくつかのチェック項目と共に、改善方法をお伝えしていきたいと思います。

 

まず、チェックしてほしいのが、

普段、おしゃべりしてる時のような、わりと低い声で声を出した時、10~15秒位、声を伸ばすことができますでしょうか??

もしくは、本の文章などを10秒間、一息で音読してみても良いと思います。

 

いかがでしょうか?

 

恐らく、殆どの人は「できる」と思います。

と、いうことは??

 

息が足りなくなる原因が、「肺活量」や「腹筋力」ではないということになります。

肺活量や腹筋力が大人よりも未熟な、小さい子供でも歌えるということからも、その点はあまり関係ないということが言えますよね!そして注目して欲しいことは、「息が足りなくなる苦手な音域があるのではないか」ということです。

 

◆低音と高音の違い

低音はロングトーンを伸ばせるけど、慣れない音域(特に高音)になると息が足りなくなるという場合は、音域によって、何か上手くいっていないことがあるということ。

 

それは、ズバリ!

簡単に言いますと「息の出る量が過剰になっている」ことです。

喉の仕組み的には、高音になるほど息の量は少なくなるもの。でも、強い呼気を当ててしまい「声帯の働きと息のバランス」が上手くいっていないと、息が足りなくなります( ̄▽ ̄)

 

これは、単純に「じゃあ、息を少なくすれば高音は出せるの??」というと、そういう訳でもありません。。流れる呼気に対して声帯が適度に閉じており、効率的に振動することが息の不足の原因解決になります。

 

なんだか難しい・・と感じてしまうと思いますので、まずは、こんな練習をしてみて下さい。⇒「息の量を減らし、かつ、小さい声で声をのばしてみる」

 

すると、高音に過剰な息は必要ないことが、だんだんと分かってくると思います!

ぜひ、参考にして見て下さいね!

 

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真面目な頑張り屋さんほど発声で悩みがち?

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◆真面目過ぎも良くない

発声の練習とは面白いもので、頑張ればいい、、ということでもないのです。むしろ、いかに頑張らないで適切な発声をゲットするかがポイントです。

 

一般的に「女性は感覚的」「男性は理論的」ということが言われています。そして、真面目で頑張ってしまう傾向にあるのが、理論的な思考を持つ男性です。(僕も男性なので、気持ちはよく分かります( ̄▽ ̄) )

 

すると、真面目な頑張り屋さんはどういう行動をとるかと言いますと、発声理論を調べて物理的な視点から、声を作ろうとします。理論を学ぶことは、決して無駄ではありませんし、声づくりに良い影響を与えてくれるものですが、目に見えない喉や声の部分を理論で考えすぎてしまうのも、良くありません。

 

理論に偏ってしまうと、どうなる傾向があるのか??

 

目指す声の習得までに時間がかかる。

⇒ 実は、発声は理論以外の心理的(思い込み)な部分も多く関係しています。なので、感覚的に捉える女性の方が、つまづきが少ない傾向にあります。そもそも自由に歌える人は、発声トレーニングを行っていない人もいます。

 

間違った思い込みが無ければ、本来、声は自由なはずなのです。

 

芸術的な声の音色への意識。

⇒ 歌唱における発声に「正解」はないので、いかに自分の求める声に近づけるかというところがゴールになります。そうであれば、一番意識しなければならないのは「声の音色」です。

しかし、理論からアプローチすると、その意識が薄れるため「音色」よりも「出し方(発声方法)」がメインになり、曲に合っていなかったり、自分の個性を活かしきれない歌声になる場合があります。

 

◆「トレーニング意識」⇒「発見の意識」

発声は、トレーニング積み重ねていく事も大事ですが、それ以上に「気づく」ことが重要です。

発声で長年、悩みを抱えている方は、右から左に180度、視点を変えて見ることも必要。スムーズに声が変わっていく人は、トレーニングというよりも「分かった!」という発見感覚に近いはずです。一度気づいてしまえば、間違った方向に戻ることはありません。

 

いかに頑張らないで声を出すか。

トレーニングで積み重ねているものは、正しいものを積んでいっているのか。

 

少し思考を変えて「感覚的な発見」を探してみてください。ぜひ、参考にしてみて下さいね!

 

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安心感のある歌い方

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◆安心感のある歌い方

歌を聞く側に立った場合「歌を安心して聞いていたい」と思うものです。「大丈夫かな~?」と不安になるような気持ちで歌を聞くのは、、嫌ですよね。そのためには、歌う側が、聞く側に安心して聞いてもらえるような歌い方をする必要があります。

 

では、歌い方に安心感を持たせるには、どのような事に気をつけたらよいのでしょうか?

今回は、技術的な面、心理的な面から、そのコツをお伝えしていきたいと思います!

 

◆技術面

まずは「見た目」から。

簡単に言いますと、自信があるように見える姿です。一般的に、自信があるように見える立ち姿は「胸を張る」「顎を引いて目線は真っすぐ」というようなイメージがあると思います。まさしく歌う時も、その姿勢がオススメです。身長を測る時のように背筋を伸ばし、足は肩幅程度に開きます。

 

そして、一つ追加します!

マイクを構えた状態で、両肘を少し外側に浮かせて自分の体の横幅を大きく見せます。左右の肘と脇腹の間に10㎝くらいの空間を作ります。(お笑い芸人の春日!の決めポーズの肘を少し下ろしたような感じ。)

 

次は「声」です。

声の安心感は、何といっても「強い、大きい」という印象を持つ声を出すことです。音楽的な視点から「声の出し方」という部分も重要ですが、まずは、自分自身が楽で、大きく出せる声で歌ってみて下さい。

 

 

◆気持ちの面

安心感を届けたい時、こんな風にイメージして気持ちを作ってみて下さい。

「歌を聞いている人達(お客さん)は、小さいお子様の方々」だと想像して歌う。

歌う側が20代の人なら、お客さんは小学生ぐらいを想像してみましょう。すると、どういう歌い方になりますか??

 

小学生から見たら20代は、かなり大人です。堂々とした姿を見ていたいと思うでしょう。きっと歌にも気持ちにも少し余裕が持て、大きく「どーん」と表現できるのではないかと思います。

本当は、お客さんがどんな方々であっても同じパフォーマンスをお届けしたいものですが、心理的な面から「安心感」を作る為の練習法として、このようなイメージトレーニングも試してみると良いと思います。

 

ぜひ、お役に立ててみてくださいね!

 

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顎と喉の脱力練習法

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◆顎と喉を脱力させよう

発声に、顎と喉の余計な力みは要らないもの。でも、どうしても力が入ってしまう。。そんな悩みを持っている人は少なくありません。力みが「癖」となってしまっている場合は、意識だけでは改善が難しいものです。

 

そこで、今回は、やや強制的に、顎と喉の脱力をしながら発声する練習法をお伝えしたいと思います。力が入るという事は、筋肉を固めている状態。その固めている筋肉をほぐすにはどうするか??

 

◆顎を動かしながら発声

◗準備

「あ」の形で口を開きます。開く大きさは、人差し指と中指を揃えて縦にして、唇にはまるぐらいを目安としてください。口が縦に2㎝ぐらい開いている状態になると思います。

 

◗方法

その2㎝開いた口を「半分ぐらい閉じる⇒また2㎝開ける」という風に交互に繰り返します。※魚が水面で口をパクパクさせている時のようなイメージです。

 

そして、口をパクパク動かしながら「あー」と声を出します。すると、「あう・あう・あう・・・」と言っているような感じになると思います。「う」と言う意識は持たなくてOKです。口を半分閉じたときに、勝手に「う」と言っているようになりますので!

 

口のパクパクを、なるべく早く動かしながら「あー」と発声する。そして、徐々に音程を上げていく。低音は口が動きやすいですが、高音で力が入ってくると動きが鈍くなりますので、なるべくそうならないように、顎と口をしっかり動かすことに意識を集中させて下さい。

 

ポイントは、音程を取る事よりも、顎をしっかりと動かすことです。

必ずリラックスした状態で無理はせずに行って下さいね。

 

根気よく練習していくと、「声を発する事」と「顎や喉の力み」が分離されてきます。それが発声を邪魔していない効率の良い声です。

 

ぜひ、参考にしてみてくださいね!

 

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いざ、という時に出る声を知る

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◆感情と声

声は、感情と強く結びついています。

ボイストレーニングなどでフィジカル面を強化していく事と同じくらい、メンタル面も重要です。元気がある時と無い時、気分が良い時と悪い時。心の状態がどちらかによって、無意識に発声される声は、変化するものです。

 

大きい声を出したい。

高い声を出したい。

 

実は、あなたは、すでにその声を出せる可能性を秘めているかもしれません。自分で出しにくい、、と感じる声は日常生活では出さない声。つまり、非日常的な声です。

では、非日常的な声ってどういったシチュエーションで発せられるのかを、想像してみましょう!

それは「いざ」という時に出る声

 

 

◆ジェットコースターに乗っている時に出す声

絶叫系の乗り物が苦手な人もいるかもしれませんが、ジェットコースターに乗った時に出す声を思い浮かべてみて下さい。(乗ったことがない人は、想像してみましょう)

 

おそらく、日頃出さないような、かなり高い声で叫んでいると思います。

これは、高い声を出そうと意識して出しているわけではなく、感情が高揚し恐怖を感じている為に、その表現として自然と行っているわけです。

 

もう一つの例を挙げますと、道路に人が飛び出して、あわや車にぶつかりそうな時、それを見ていたあなたは、どんな声を出しますか?

きっと、精いっぱい大きい声で「危なーい!!」と言うでしょう。

 

これらの声は感情によって生まれた声です。音楽的に良い悪いという点はさておき、それぐらい、実は、誰しもに声の可能性は広がっている、という事なのです。

 

「声の出し方」をトレーニングしつつも、日頃から感情を豊かに生きることが、あなたの声、本来の力を引き出してくれるのではないかと思います!泣いたり、笑ったり、怒ったり、驚いたり、、そういう日常を積極的に捉えに行ってみて下さい。きっと、声のバリエーションが広がる事と思います。ぜひ、参考にしてみて下さいね!

 

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