『喉の力み改善ボイトレ法』

数年ボイトレをしても変わらないあなたへ

『喉の力み改善ボイストレーニング法』

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近代のボイストレーニング

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近代ボイストレーニング

ボイストレーニングの歴史は長い。20世紀半ばには、発声学についてある程度の結論はでており、科学的な視点からの発声メカニズムも、解明されていました。でも、いまだに、未知な点も多いのも事実。それくらい、喉の構造は、複雑・・という事なのです。

 

 

発声のメカニズムが分かっても、じゃあ、どういったトレーニングをすれば、どんな声が出せるようになるのか、というのは、また別問題なわけです。そこは、指導者が実際に、自身で実践&経験したことでないと、確信をもって生徒さんに指導できないのではないかと思います。ボイストレーニングは、昔、発声で苦労した人から、学ぶのがよいでしょう。

 

 

さて、以前のボイストレーニングは、感覚的な指導が主流でした。

例えば、「お腹から声を出す、鼻に響かせる、胸に響かせる、など」どれも、できているかどうか、自分では確かめることが難しい内容です。僕自身も、そのような指導を受けたことがありますが、劇的に声が変わったという印象はありませんでした。

 

 

今は、声帯コントロールが主流 

近年は、SLSメソッドやミックスボイスなど、ダイレクトに声帯を動かせるようにするトレーニングが主流になっています。声帯を独立して自由に動かすことができるようになると、各段に声が変わります。高音が出ない人の悩みとして、喉仏が上がる(喉頭が高い位置になる)という事があると思いますが、これは、喉の筋肉への命令が混線してしまっている状態。声帯を、しっかり動かせずに、喉周辺の筋肉に、間違った動きの指令を送っている状態です。

 

 

まずは、「声は、声帯を動かして変化するもの」という意識に変えること。

 

 

「いい声がでないのは、声が響いていないからだー」と思ってしまう人もいるようですが、声を響かせるというのは、その後の段階の話になります!なぜかと言いますと、喉に間違った力が入っていると、響きは伝導しないからです(^^)

 

 

音程を取っている筋肉、高音を出す筋肉、強い声を出す筋肉、、。

喉には、それぞれの役割を担った筋肉が数多くあります。それぞれがバランスを取りながら、絶妙に声帯の動きを調整しているのです。

 

自由な声帯コントールこそが、ボイストレーニングの本質と言えます!

ぜひ、あなたのボイストレーニングに、役立ててみてください。

 

 

 

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