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歌詞を見て歌うことのデメリットを知りましょう

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歌詞を見て歌うと、どんな影響がでるの?

あなたは、歌を練習するとき、歌詞を見ていませんか?

もし、練習場所がカラオケであれば、画面に歌詞がでますので、自然と目がいきます。ボーカルスクールなどに通われている方は、歌詞カードを目の前に置いて、練習している方も多いと思います。

僕も、歌を習いに行っていたときは、歌詞を目の前の譜面台に置いて歌っていました。→でも、後々には、敢えて自分から歌詞見ないで歌うようにしました。歌詞があると、とても歌いづらい事が分かったのです。

 

「歌詞を見て歌う」と「歌詞を見ないで歌う」

この違いによって、歌にはどんな影響があるのでしょうか。

 

それは、歌っている側の体感は、さほど変わらないのですが、聞いている側にとっては、かなり大きな違があります!(ホント、全然ちがう)結論は、見ないで歌った方が、圧倒的にいい歌が歌えます。

 

具体的なデメリットについて

1)意識の優先順位が、まず「歌詞を読む=文字を追う」になる。

 「歌う」という行為の前に、「読む」という作業が、無意識に優先されてしまうので、

歌詞が棒読みになりがち、メロディーやリズムに乗せて歌う軽快さを表現しづらくなります。それによって聞いている側にも、歌詞が伝わりにくくなり、平らで変化に乏しい歌い方に聞こえてしまいます。→もったいないですよね””

 

 

2)声の距離感のイメージができない

 練習している時に、(先生に)「もっと、声出してー」と言われる方。歌詞を見ていませんか?これ、実は、先生が言いたいのは、声量のことではなく、声が聴いている人に届いていないよ、という意味なのです。つまり、歌詞が目の前にあるので、声を飛ばす距離のイメージが近すぎで、遠くまで届いていないということ。

優しい声でも、小さい声でも、声を飛ばす距離のイメージが遠くにあれば、声は届きます!⇒声を大きくすればOK、ということではないのです!

 

 

3)ステージで歌うなら、何より、見栄えがよくない

プロシンガーのステージを見ますと、歌詞を見て歌っている方は、ほぼいませんよね。

(カフェやバーなどの、小さい会場で歌う場合、またジャズボーカルなど、強いメッセージ性があるというより曲全体の雰囲気を重視するような場合は、譜面を立てることもあります。)

何千人も収容できる会場のステージで、ボーカルが譜面を見ていては、お客さんに声が届くわけもありません。。「自分に歌われている感」が薄れてしまう。

 

ここでっ!「そんな、大きな会場で歌うことがないからー」という方にも、ちょっとアドバイスをさせて頂きます。

 

小さい会場で歌う場合でも、曲(詞)の内容のスケールが大きい場合、(例えば、「世界は、今日も輝いている・・」みたいな。)歌詞を見て歌うと、壮大なスケール感に負けてしまい、「歌詞負けした、なんか、こじんまりした歌」になってしまいます。

 

 

聞いている人に曲を伝わりやすくする為には、

なるべく、歌詞は見ないで歌えるようにしましょう!

 

 

 ※毎回レシピを見ながら、料理をする料理人は、いないはず。。

歌詞を覚えるまで、歌いこなす事が必要になってきます。

 

ぜひ、あなたの歌を、しっかりと届けられるように練習してみてください!

 

 

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