『喉の力み改善ボイトレ法』

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『喉の力み改善ボイストレーニング法』

数年ボイトレをしても変わらないあなたへ Loose Voice

録音した声とのギャップを埋める作業の大切さ

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自分に聞こえる声・他の人が聞いている声

自分の声を録音した時に、普段、自分自身に聞こえている声との違いを感じたことがあると思います。その理由は、

「普段、自分自身に聞こえている声=骨と空気の両方に振動して届く声」

「他の人に聞こえている声=空気だけに振動して届く声」だからなのですが、そのギャップを、どれだけ自分で認識できるかが、上手く歌えるかどうかに、深く関わってきます!

 

良かれと思って出している声が、実は、あまり良くなかった、、ということになりかねません。必要なことは、「聞いている人にとって心地よい声を探す」という作業。

 

その声を探すには、「自分の歌声を録音して聞く」ことが必要です。だって、歌いながら自分では聞けないわけですから"(-""-)" マイクを使う場合は、スピーカーから聞こえてくる自分の声を聞いてチェックします。ステージで歌う場合は、そのようにして声の調整を図ります。

 

録音したくない人はどうなるの?

歌の上達が、かなり遅くなります。

自分自身で、良いor悪いの判断が出来ないので、常に、身の回りの友達や、歌の先生などからの意見がすべてになってしまいます。人に言われるよりも、自分で聞いた方が、早いし、すんなり自身に納得できます。「あっ、音程下がってる、とか、リズムずれてる、とか」いっぱつで、分かりますからね!

 

もちろん、自分で録音して聞いても、どうしたらいいか分からないという方もいると思いますので、その場合は、他の方に意見を求めてみてもよいでしょう。

 

やさしく歌っているつもりが、結構、強い声だった、、など、

また、その逆もしかり。想像よりも・・意外に・・と感じることが、本当に多いものです。

 

プロの歌手は、レコーディングを行いますので、必然的に、自分の歌声を客観的に聞く場面がでてきます。そして、何度も何度もテイクを重ね完成させていく。ライブでは、大勢の前で歌う。この繰り返しが、歌を上達させていく訳です。デビュー当時よりも、歌唱力が上がっていく理由が分かります。

 

味見をしない料理人と同じ??

客観的に、自分の歌を聞かないまま披露する人は、「味見をしないで料理を提供する料理人」に近い気がします。ベテランシェフなら別かもしれませんが、通常は、味見をして、これならOKという合格ラインがあって、提供されるものです。

 

「味見してないけど、たぶん、美味いから食べてみて~」って、

ちょっとこわいですよね。。

 

だから、歌も、必ず「味見」をしてから、人に聴いてもらいましょう!!

どんなスパイスが足りないか、聞いてみると分かるはずです。

その繰り返しが、上達のスピードを、何倍も早めてくれるでしょう。

 

ぜひ、あなたの練習の参考にしてみてください。

 

 

Written by:KAN

日本ボイスアドバイザー認定

ボイストレーニングの効果を高める為の予備知識。

歌声をよくしたいという方に、役立つ情報シェアしていきます。

 

www.loosevoice.com