『喉の力み改善ボイトレ法』

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『喉の力み改善ボイストレーニング法』

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リズムがずれて歌ってしまう場合の解消法

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リズムがずれる人の傾向

歌っていると、リズムが早くなったり遅くなったりする方がおります。これは、人間だれしもに、多少のズレは起こる事なので、まずは「誰もがある事」と認めてしまうことから、話をしていきましょう。メトロノームのような機械であれば、一定のテンポをキープできますが、人間はそうはいきません。

その日の体調、気分によって、リズム感にも、少なからず影響がでてくるものです。

 

ただ、そのズレる幅は、なるべく小さい方がいいということ。

ずれない方が、当然、聴いている人が心地よいから、という理由です。

 

歌っているとリズムがずれてくる人は、以下のような傾向があります。

 

1)体が、直立のまま、動いていない

2)バックの演奏よりも、自分の声だけを聞いている

3)音程や歌詞など、リズム以外に不安要素がある

4)フレーズを余計に伸ばし過ぎる

5)リズムを感じる習慣がない

 

大きく分けると、このような状態にあるとき、リズムがずれやすくなります。ライブやカラオケに行ったときなど、誰かが歌っている時に、演奏に合わせて体を動かしたり、手拍子をしたりすることがあると思います。そのリズムを感じているという状態を、自分が歌っている時も、感じられているかどうか、がチェックポイントになります!

 

改善方法で、もっとも効果的なのは?

改善方法として、まず思い浮かぶのが「歌うとき、リズムに合わせ体を動かす」ですが、実は、これは「無理な人には無理」で、歌うことと、体を揺らすことが同時にできないパターンが多いです。

 

なぜそうなるか?というと、、

 

上記に書いた、『5)リズムを感じる習慣がない』からです。

われわれ日本人は、学生時代、音楽の授業を受けている頃から、リズムより音程を重視する教育が主流であるため、リズムを感じて歌を楽しむという感覚に乏しい傾向になっていると考えられます。

 

だから、音楽が流れたら、まず、メロディーに耳がいきます。よっぽど特徴的なリズムでない限り、リズムは耳に残らない。そもそも、曲自体にリズムが全面的に表現されているもが少なく、情緒ある旋律が、日本の心を上手く表現されるという解釈もあり、メロディーを耳で追ってしまいます。

 

と、いうことは!?

 

「自分はリズム感がないー」と落ち込む必要はないということ!

「リズム感はない」ではなく、「感じる習慣がなかった」だけです!

 

【まとめ】

「リズム感がない」というのは、

リズムを感じる習慣・経験が少ないから起こること

 

音楽を聴くとき、まず、リズムから聴く習慣をつけ、

同時に、体を揺らすこと

 

ぜひ、実践して、習慣にしてみてください。

 

 

 

Written by:KAN
日本ボイスアドバイザー認定
ボイストレーニングの効果を高める為の予備知識。
歌声をよくしたいという方に、役立つ情報シェアしていきます。

 

 

 

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