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『喉の力み改善ボイストレーニング法』

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音痴は原因が分かれば解決できる

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音痴とは?

指定された音を発声しようとした時、その音ではなく、違う音が出てしまう状態をいいます。音痴本人が「気づいている場合」と「気づいていない場合」があります。「音程が外れてしまう」と認識できている人は、厳密には「音痴ではありません」ので、安心してくださいね。

改善するには、音感トレーニングが必要になります。音感トレーニングと言っても、いつくかの方法がありますので、音痴の原因別に、見ていきましょう!

 

 

1.【本人は、音がズレている事に気づいていない】

周囲の人から、外れていると指摘される

この場合は、まずは、自分の出している音がズレているという事を、認識する事から始めます。確認方法は、歌声を録音する、もしくは、鍵盤で単音を鳴らした音と同じ音を出してみたものを、同じく録音する。いづれにしても、客観的に、自分の声を聞いてもらいます。

そして、外れているかどうかを、確認します。もし、分からない場合は、「聞いてみて気持ち良いかどうか」で判断してみるとよいです。正しい音程と聴き比べてみると、分かりやすいと思います。

音が外れていることを確認した後は、実際に、音を合わせていきます。まず、ピアノで音を出す前に、他方が発した声と同じ高さの声を出してもらいます。楽器の音よりも、人間の声に合わせた方が、音の調整がしやすいと思います。

 

ひとつの音が合ったら、次は、他方の人に高さの違う2つの音を出してもらい、それも真似してもらいます。すると、徐々に音の差(音程)が分かってくるようになります。

慣れてきたら、最後は、ピアノに合わせて声を出してもらいます。

 

 

2.【頭で鳴っている音を、発声するとズレる】

 イメージはできているけど、思い通りに出せない

この場合は、発声法に問題があると考えられます。恐らく、大幅に外れてしまうわけではなく、少し音が外れるという状態になっているはずです。ピアノで音程を連続して上下(トリル)させ、発声してもらいます。はじめは、ゆっくりと正確に、音の幅は半音がよいでしょう。

慣れてきたら、スピードを上げていきます。そして、この練習で重要なのが、裏声で行う事です。それは、裏声発声で働く喉の筋肉が、音程を取る時に活躍してくれるからです。

 

 

3.【音の幅の感覚が身に付いていない】

音が移動した先でズレる

この場合は、音の幅の感覚をつかみきれていないことが考えられます。例えば、低い音から高い音に、一気にジャンプした時に外れたりします。その逆もあります。

改善方法としては、「和音感」を身に付けるトレーニングを行っていきます。ピアノで3和音の音を鳴らし、その中から、聞こえてくる音を、声に出してもらいます。3つの音ですが、オクターブ下と上も含めれば、9つの音を感じることができるはずです。

 

慣れてきましたら、他の音色の和音でも行い、色んな音色の和音で音を探してみましょう!そうすると、アカペラでも歌えるようにもなります。

 

【まとめ】

音痴は、全てトレーニングで改善可能です。まずは、音を外してしまう原因を、しっかり突き止めましょう!それから、正しい方法で練習をしていきます。殆どの場合、「何となく音がズレている気がする」と気づいていることが多いと思いますので、今回、お伝えしたトレーニングの中では「和音感」を養うトレーニングが、効果的です。

あなたの音痴の悩みを克服しましょう!!

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。

 

仙台ボイストレーニング LOOSE  VOICE

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