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『喉の力み改善ボイストレーニング法』

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ボイトレ自主練習を継続させるコツ!

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自主練習がなかなか続かない

声を育てていく為には、反復練習が欠かせません。自分の体に、少しずつ感覚を覚えさせていく時間が必要になります。その為には、毎日5分でもいいので、自主練習をしていくこと。期間が空いてしまえばしまうほど、声の成長は、スローペースになっていきます。

しかし、自ら自分を鼓舞してボイストレーニングだけの時間を確保するのが、なかなか難しい、という人も多いと思います。

 

今回は、無理なく自主練習を継続していけるコツを、紹介します!

 

 

1.【人は、無意識にも現状を維持するもの】

まず、継続する方法の前に、「人は無意識にも現状維持をしてしまう生き物だ」と認識しておいてください。だから、モチベーションが続かなくなって当然なのです。頭の中では、「よし!今日からやるぞ!」と思っても、無意識の部分で、「いや、現状のままでもいいのかも」という想いが働くのです。

 

何かを継続して始めよう、変わろう、新しい自分になろう、とした時に、その気持ちとは裏腹に、「これまでの自分」に戻ろうとする力が、大きく働きます。

 

その無意識の現状維持に気づかずに、「やっぱり時間が取れない」「向いてない」「飽きてきた」など、自分へ納得させる為の言い訳を考えてしまうのです。ですから、まず、『何か、自分を変化させる時、無意識な部分で、変わりたくない』と思ってしまうものなんだ、と認識しておきましょう。どうでしょうか? 少し気が楽になったのではないでしょうか。

 

 

2.【継続するペース配分を慎重に】

例えば、今日からいきなり、毎日1時間、ボイトレの時間を確保する、というのは難しいでしょう。なぜなら、これまでの自分との振り幅が大きすぎるので、挫折してしまう可能性が高いです。先ほども書いたように、変化したくない自分が反応してしまうからです。

ポイントは「ゆっくり慎重に」時間を作っていきます。

 

練習時間は、一日5分~10分に設定しましょう。場所は、自宅で行います。時間帯は、

日常の中で、割とリラックスできる時間帯を選びます。歯磨きや食事をとるような感覚で、少し、ボイトレをする。お風呂上りは、体も柔らかくなっていてGood Timeです!

 

あまり、かしこまらずに、気軽に楽しみながら行う。「わざわざ、やっている」という感覚ではないほうがいいです。最初の数回は、腰が重く感じると思いますが、習慣というものを、上手く利用して「それが当たり前」になるように、自然となってきますので、安心して続けていってみましょう!

 

 

3.【練習する声と目的を明確にする】

小さい目標を持って取り組んでみてください。どんな練習をするのか、その効果は何なのか?を、しっかりと把握しておくこと。自宅で行う場合、大きい声は出せない環境がほとんどですので、以下のような練習をオススメします。

 

・息をコントロールする練習

・裏声の発声練習

・小声で歌う練習

・リズム関係のトレーニング

 

以上のような練習であれば、大きい声は必要ありませんので、自宅でも行って頂けます。自宅にキーボードが無い人は、スマホの鍵盤の音がでるアプリをダウンロードして使ってみてもいいでしょう。発声の音程確認をする程度でしたら十分使えます。

 

ボイストレーニングは、きちんとした声を出すことだけが、トレーニングではありません。もっと気軽に楽しみたい、そして、声も成長させていきたいという人には、「ものまね」をおススメします!

街を歩きながら、「車が通る音、電車のベルの音、扉が閉まる音」を真似る。

他にも、「犬や猫の鳴き声、CMナレーションの声、好きな歌手の声」を真似しみてください。

 

多種類の「声や音」を再現できる事は、声のニュアンス付けに自由度があるということ。自分の出したい声の「選択の幅」が増えるということ。

 

そして、フィジカル的にも、喉に柔軟性を与える事ができます。

ぜひ、遊び心を持ちながら、色んな音や声を出してみてくださいね!

 

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written by KAN

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