『喉の力み改善ボイトレ法』

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『喉の力み改善ボイストレーニング法』

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堂珍嘉邦(ケミストリー)の発声から学ぶ

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◆堂珍の高音発声について

冒頭の動画は、今から15年以上前、ASAYANというオーディション番組に出演していた時の堂珍(ケミストリー)と、ATSUSHI(EXILE)がデュオで歌っている時の動画です。

 

今回は、堂珍が高音を出している時の映像を見て、その発声法について、気づきをシェアしていきたいと思います。※動画の「1分50秒」あたりを参考にします。

 

 

◆楽な発声であることが分かる

もともと、歌唱中は、あまり表情を変えないでクールに歌うのが特徴的。低音でも高音でも、表情や口の開け方に大きな変化はありません。苦しそうな感じも一切ないので、とても楽に声を出している事が分かります。

 

そして、声の音色を作り過ぎていないことも分かります。なので、恐らく、ボイストレーニングを長年積んできたわけではなく、ある程度、もとから発声が上手だったのだと思われます。

 

また、ビブラートをコントロールできている事からも、喉の柔軟性があるという事が分かりますね。ビブラートをかけるタイミングや揺れの大きさを、意識的にコントロールしていた、というエピソードを聞いたことがあります。

 

 

◆口や顎がジャマしていない

声が生まれるのは、喉の奥にある声帯なので、口の大きさは「声が出る」という事自体には、あまり関係ないことです。声を響かせる為には、「脱力すること、喉の奥を開けること」だけ確保してあげればよいのです。

 

そして、ここでワンポイント!!

 

響かせる空間といっても、過剰に口や喉を開いて、余計な力が入ってしまうようであれば、あまりイジラナイ(=あまり口を開けない)方が、声は響きますし、発声もし易い。

 

動画の「1:50」あたりを見ますと、口は、それほど大きく開いていないのが分かります。そして、喉の奥にスペースを確保するために、少し顎を上に向けている。何より、喉や首まわりが脱力しているのが分かります。

 

つまり、余計な動きを加えていないのです。

 

 

◆まとめ

高い声が上手く出せないという人は、この「口をあまり開けない」で、歌ってみることが大きなヒントになる事があります。なぜなら、口を開け過ぎて高音が出しにくくなっている人が、結構、多く見受けられるからです。

 

口や喉を開けるのは、「声を響かせる」「言葉を言う」ことのために必要な作業です。声を出す(=音が生まれる)こと自体には、ほぼ、関係のない作業!

 

いかがでしょうか?

何か、大きな気づきになって頂ければと思います。

 

written by KAN

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