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目を閉じて歌う⇒声への影響は?

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◆目を閉じて歌う

「発声練習や歌うとき、目を閉じると、どういう声になるの?」

 

そこには、メリットとデメリットがあります。

 

目を閉じると、自分の体の中への感覚を研ぎ澄ますことができる、というメリットがありますが、視界が閉ざされると空間をイメージできなくなるので、声が前に飛ばなかったり、口の中だけで声を作ってしまうデメリットが生まれます。

 

更に、目を閉じて発声練習をすると、高音で「声が詰まる」状態になる人が多いのです。

 

その理由は、ノドの奥の方で声を作る意識が強く、口が開かなくなり、解放感をもって声を出せなくなってしまうからです。音程をすごく気にして「音をちゃんと取らなきゃ!」と、気にし過ぎてしまっている人に、特に強く、その傾向がみられます。

 

 

◆基本、目は開けて歌う

 「気持ちのよい声」は、喉を開けて目を開いて、気持ちもリラックスした時に生まれます。

そして、声は空間に響いて、皆さんの耳に届きます。響きを口の中だけに閉じ込めずに、目の前の空間に広げてあげます。表現の演出上、もし、目を閉じて声を出すときは、きちんと、口を開けているかを意識してみて下さい。

 

頭の中で描いている自分の口の大きさと、実際に、開いている口の大きさには、意外にギャップがあるもの。出かける前に鏡の前に立ち、自分の姿をチェックするように、歌う時も、常に、客観的に自分を見つめるとよいのです。

 

written by KAN

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