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「対面レッスン」と「非対面レッスン」の決定的な違い

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◆歌の上達に欠かせないもの

歌を練習していくと「なかなか上達しないな・・」とネガティブな感情を持ってしまう人も少なくないと思います。ちゃんと練習しているつもりなのに、歌が上手くならない。

 

その原因は、一つに絞りきる事は難しいですが、

今回は、その原因を、次の2つのパターンに分けて解説していきたいと思います。

 

あなたは、どちらの方法で歌を学んでいるかチェックしてながら読み進めてみて下さいね!

 

 

1)ネット、書籍、動画を見て歌を練習している人

2)先生やアーティストと対面し同じ空間で練習している人

 

ぞれぞれのメリット、デメリットについて、感じている事をまとめてみました。

 

◆1)解説

まずは、独学タイプです。

女性よりも、もくもくタイプが多い、男性に当てはまるかもしれません。現代は、歌が上達するための情報は、世に限りないほど出回っています。ネット、参考書、動画など、オンラインでのレッスンも受講可能なところもあります。

 

 

◗ メリット

独学は、何といっても「自分に無理なく練習していける」という点が良いところ。時間、費用、場所を、ある程度は自由に設定することができて、気軽に練習ができます。また、歌唱力アップの為の情報も充実しており、かかる費用に対して得られる内容も濃いものになっていると思います。

 

◗ デメリット

その気軽さであるがゆえに「継続が難しい、練習内容にムラがでる」という点。

つまり、やりたい時だけやる、というスタンスになるので上達するスピードは、短期間を見込むことは難しい。また、情報が一方的なものになるので、発信側と受信側でズレが生じて、勘違いして受け取ってしまい、練習が練習になっていないという事が起こりやすいです。

 

 

◆2)解説

実際に、歌の先生やアーティストの人に会って、同じ空間で歌を学んでいく人の場合です。ボーカルスクールやカラオケ教室などに通ってレッスンを受ける。現在、全国には、かなりの数があり、特徴やレッスン方法も多様になっています。

 

 

◗ メリット

「実際の生声」を聞ける。

文字情報だけでは、イメージがつきにくい声の情報を、体感として一瞬で、理解することができます。スタジオや教室にどれくらい響いている声なのか、自分の耳にどれくらいの大きさで聞こえる声なのか、口の形、姿勢、テンションなど目で確認できる分野も多い。

テクニック以外の「声の熱」を感じ取る事ができます。

 

 

◗ デメリット

費用や時間は、独学より多く必要となります。また、教えてくれる人によって、分かりやすい分かりにくい、合う合わない、などの印象の違いが生まれることがあります。特に、複数の先生に教わっている人は、指導法が違ったりすると混乱する人もいるかもしれません。

 

 

◆まとめ

結論としては、歌の学び方は、自分に無理のない方法で行っていくとよいと思います。

しかし、「上達を感じられない、、」という人の為に、一つアドバイスをするとしたら、あなたの歌声は「声の熱」を再現できているか、という点に注目してほしいと思います。

 

よくある例としては、

プロ歌手が歌っている動画を見て、その声をできるだけ真似て歌っているのに、何か違うと感じたことがある人。そういう人は、プロの歌声を「勘違いをして受け取っている可能性」があります。

 

実際に、目の前で、プロに歌ってもらったら、声量、響き、声のエネルギー、すべてが圧倒的に違う、という体感を得ることになります。

「自分と全然、違うじゃん!」という事に。。今までの練習で出していた歌声は一体なんだったんだろう、、と。

 

それが「声の熱」を再現できていない場合の、残念な一例です。

対面レッスンでは、その「勘違いの受け取り」が起こる事はありません。なので、だいたい歌を習い始めると、「声ってそんなに出すんですかー!?」という感想をもつものです。

 

「動画から聞こえる歌声」と「実際の生歌声」は、かなり違うという事を、頭の片隅に入れておくと、練習方法も変わってくるはずです。ぜひ、参考にしてみて下さいね!

 

written by KAN

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