このブログ記事は、歌う時に喉に余計な力みが入る「喉締め発声」で困っている人へ、少しでも何か役に立ててもらえたらと思い執筆しています。
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カラオケブームがやってきた高校時代。
遊びといえばカラオケ!
という感じで、友達数人で、それぞれが、自分の好きな曲を歌うわけだけと、友達の歌声を聞いていると、大概、「高音で喉が苦しくなり裏声にひっくり返る」という状態になっていた。
それは、今の高校生でも、昔の高校生でも変わらず、変声期を終えた男子は、そうなることが多いんだけど、「それが当たり前ではない」という事を知っておくべきだったんだよね。。
男性の人気曲であれば、当時は「高い(ソ)や(ラ)」あたりの音が最高音にくることが多かった。しかし、周りの友達も自分も含め、その音まで楽に出せている人は、いなかった気がする。
頑張って声を張って、喉を絞りながらも高音を出せる友達がいると「すげー」みたいに言われてたけど、日によって、出たり出なかったり・・と、やっぱり不安定だったよね。
少し視野を広げて、同級生でバンドをやっている人の歌声を聴いていると、あきらかに、カラオケ友達とは歌声が違っていた。
でも、歌が上手い子も、別にボイトレ行ってるわけじゃないし、
「生まれつき上手い?」
「実は苦しいけど、楽そうに振舞ってる?」
「もともと口が大きいから声も出しやすいのかな?」
など・・頭の中で、もんもんと疑問を抱いていた。歌の練習量は、負けてる気がしなかったから、その時も、まあ大丈夫!そのうち自分もコツを掴むだろうと、余裕にかまえていた。
そして、自分もバンドを組むことになった。
もちろん担当はボーカル。
大音量のバンドサウンドの中で歌う。
声を張り上げれば張り上げるほど、声は、響かず通らない・・。
そんな事を知り学んでいく。