『喉の力み改善ボイトレ法』

数年ボイトレをしても変わらないあなたへ

『喉の力み改善ボイストレーニング法』

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歌の練習で冷静に考えると気づけること

こんにちは、Loose VoiceのKANです!

 

歌の練習やボイストレーニングをしていく時に、ふと、悩み立ち止まる事ってありませんか?

 

そんな時に、少し頭を冷静にして考えると気づけることが多々ありますので、今回は、その気づきをご紹介したいと思います。では早速、行きましょう!

 

■小さい子供、お年寄りでも歌が上手い人はいる

 

小学生や70歳以上の年配の方でも歌が上手い人は沢山いますよね?

 

ここから気づけるのは、筋肉パワーアップ的な要素は関係ないという事です。つまり、腹筋、喉の筋トレ、基礎体力、持久力などです。

 

健康体であれば、歌を歌うほどの体力や筋肉は、備わっているという事です。

 

「喉を鍛えれば歌が上手くなる」というような意識がある人は、やめてみましょう。

もし、意識をするなら『歌うことに不要で余計な筋肉運動をしないようにしよう』

そう考えましょう。

 

 

■歌を習わなくても上手い人がいる

 

皆さんの周りにも、歌を習っていないのに上手い人がいると思います。ここで気づけることは、理屈ではなくセンスが大事という事です。

 

歌を習うという事は、色んな知識がインプットされますので、確かに上達していく事ができます。それはそれで良い事ですし、スポーツにしてもコーチに習うという過程は、当たり前です。

 

歌を習っていない人は「こうしなさい」と指示されたわけではないので、自分自身で「これがかっこいい!」とか「これがイケてる!」という状態を感覚で掴んできた人になります。

 

発声の仕方についても、初めは、憧れのアーティストの真似から入り、色んな曲を歌っていく事で自分の発声を掴んでいきます。センスがいい人はヒアリング力が高い事が多く、歌手の雰囲気や声質、エネルギー感、テンションなどを想像して感じとる事ができます。

 

■ファッションのように似合う似合わないがある

 

「どんな曲でも自分らしく歌える」という事が大事であって、「どんな曲でも、あの歌手のように歌える」という人は、恐らく存在しないでしょう。

 

人はそれぞれタイプがあります。

性格もバラバラです。

 

自分にしっくりくるという感覚がとても重要です。もし、今、練習している曲で、上手く歌えないな・・と感じる曲があるとしたら、それは、技術的な部分ではなく、自分の性格や気質に合わない曲なのかもしれません。

 

自分オリジナルの曲であれば、そんな違和感は生まれないと思いますが、カバーの場合は、歌手のファイルターが通されたものが聴こえてくるわけなので、そこに、更に自分のフィルターを通す必要があるわけです。

 

いかがでしたか。

 

今、歌や発声などで悩んでいる方は、ぜひ、参考にしてみてくださいね!

 

Written by KAN

 

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喉締め発声が治らない?!

こんにちは、仙台Loose VoiceのKANです!

 

歌う時に、喉が締まり声が出しづらい・・と悩んでいる方は、結構多いようです。

 

一方で、喉締めにならずに気持ちよく歌える人もおります。これは、小さい頃からの発声の癖が大きく関わっています。

 

例えば、小学生の時に大声で叫ぶような声で歌っていたり、中学生になり変声期になり高音が出しづらいと感じているにも関わらず、無理やり高音を出し続けていたり。

 

喉締め発声は、喉の中を狭めるような感覚で発声しています。喉は管楽器のようなイメージですので、その楽器自体を小さくすれば、確かに音を上げる事ができます。

 

しかし、音が上がるほど狭めることになるので、すぐに限界がやってきます。

 

喉締め発声の改善で、少しやっかいなのが、練習方法や発声の理屈を理解していたとしても、今までの癖がなかなか取れない、、という状態が続くことです。

 

条件反射で喉ぼとけを上げ過ぎたり、声帯を過度に閉鎖したりしてしまうのです。頭ではダメな事が分かっていても体が反応してくれない。

 

実際、私自身もその状態を体験しているので、体感として共感できる部分があります。

 

喉締め発声になっている状態でも歌い続けていれば、いつかは改善されるだろう、と思ってしまう人もいるかと思いますが、自身の経験上、それは難しいでしょう。

 

間違ったフォームで走り続けても、早く走れるようにはならないのと同じです。

「これまでとは違う、新たな発声感覚を得ることが必要なんだ」

と認識する事が、改善の第一歩となります!

 

喉締め発声が起こっていると、次のような状態になりやすいので、ぜひ、チェックしてみてください。

 

■ワンコーラスは歌えるのに、曲の後半になると上手く歌えなくなる


■音程が下がり気味になり歌手よりも暗い声に聞こえる


■息が足りなくなりフレーズのおしりで喉が締まる


■録音した声が苦しそうで聞いているのがつらい

 

■喉は苦しくないが、抜けの良い明るい声にならない(一本調子になる)

 

いかがでしょうか?

きっと当てはまる点があった方もいるのではないかと思います。

 

では、改善のために何をすればよいのか?

 

まず、行って欲しいのが、喉の締まりを緩和させる為に「息を過剰に吐いて発声する」という練習です。

 

一瞬ですべての息を吐き切るようなイメージで音階を上げていきます。

 

この状態は、息を吐き過ぎているので歌う事はできませんが、締め付ける癖を取る練習としては効果があります。

 

 

■練習方法

①口から10㎝ほど話したところに、ティッシュを1枚かざします。まずは、声を全く出さずに、ロウソクの火を消すように息を「フッー!」と吐きます。

 

かなりティッシュが揺れることを確認しましょう。

 

②次は、ほんの僅かだけ声を混ぜて①と同様に「フッー!」と息と声を出します。

※言葉は「ハ」が良いと思います。

その時に①と同じくらいティッシュが揺れるようにします。

 

 

まずは裏声で、その状態で音程を上げていきます。

これがファーストステップになります。喉締め発声が癖になっている人は、この練習自体がかなり難しく感じられるはずです。囁き声のような裏声を出したいのですが、声帯を閉じ過ぎると「声」が多く混ざってきてしまいます。

 

声を混ぜた瞬間、呼気が減少してしまい、ティッシュが大きく揺れなくなると思います。本来、歌う時は息はセーブしますが、間違った締めつけを改善する第一歩として、行います。

 

なるべく声を出し過ぎないで息漏れ状態で音程を上げていく、というのが目標になります。これがクリアできた後に、正しい息のセーブを行い強い声を作っていきます!

 

改善の手順は、このように致します。

①過剰な声帯の締め付けを緩める

(息を増やして発声)

②正しく声帯を閉じて声量を上げる

(息を適切に減らす)

 

まずは、①②を裏声で作ります。裏声の状態で正しい感覚を掴めないと、必ず地声でも同様の事が起こり上手くできません。それぐらい裏声(ヘッドボイス)の精度が重要になります。

 

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住所:山形市あこや町2丁目2−2

電話:023-622-3802

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ミックスボイスを練習する意味を考える

こんにちは、Loose VoiceのKANです!


高音を楽に発声するには「ミックスボイス」が必要なのだと、ここ数年で、かなり浸透してきました。ネットなどで発声について調べた事がある人は、一度は、耳にしたことがあるのではないかと思います。


他にも、チェストボイス、ヘッドボイスなど・・様々な声の種類があります。こういった発声の名前は、発声状態を言葉で相手に説明する際の便宜上で生まれたものです。


ミックスボイスという言葉においても、
「中高音域を適切に発声している時の声」を表しています。


最近、使われ始めた言葉なので、このミックスボイスという発声自体も最近生まれたものなんじゃないの?と思ってしまいますが、そうではありません。


昔から、歌手は、このミックスボイス状態を使って歌っています。

シンプルに、「適切な高音発声」というだけのことです。


ミックスボイスの練習としては「地声と裏声をスムーズにつなげ換声点が無くなるようにする」というものです。しかし、いくつか留意しておきたい事があります。


それは以下の内容です。


●ミックスボイスに入る音程が低すぎる(早すぎる)のは勿体ない


●地声と裏声が繋がっていても声が籠っているのはミックスボイスではない


●ミックスボイスが出来ても歌が上手くなるわけではない


●地声と裏声のコントラストが魅力になる事も多い


●曲中は音程の幅が様々なので、発声のように完全には繋がりにくい


●プロ歌手も地声と裏声は、はっきりと使い分けており、繋がっている人は少ない


目指すミックスボイスとしては、
「明るい響きで声に一定の張りがあり、低音から高音まで無理なく発声できる」というもの。


しかし、ミックスボイスだけで上手くなるわけでもなく、歌手は裏声も上手に使っています。


では、なぜミックスボイスを追及する必要があるのでしょうか??


それは「声を楽器として考えた時に、楽器に無理のかからない演奏方法で音を奏でたいから」と捉えておきましょう!


たとえ完全に地声と裏声が繋がらなくても、実際、歌には何の問題もありません。先ほども書きましたが、繋がっている歌手の方が少ないですし、あえて裏声にひっくり返す声を上手く使う場合も多いからです。


とは言え、楽器を傷めてしまうような、力任せの演奏も良くありませんよね!
なので、なるべく喉に負担がかからないようにする為、という意味でミックスボイスという状態を目指す事で、喉も傷めず、聞き心地のよい声を出す事ができるという訳です。


もし、今、ミックスボイスを練習していて、地声と裏声が完全に繋がっていなくて悩んでいる人がいたら、80点ぐらいでOKと考えておくとよいでしょう。

Written by KAN

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声がすぐに裏返る人の特徴

こんにちは、Loose VoiceのKANです!


歌っていて音が高くなっていくと、すぐに声が裏返り「裏声」に変わってしまう。


誰でも高音になれば裏声になっていくものですが、その声が切り替わる換声点が早めにきてしまうという悩みを持っている人も少なくありません。


その原因は何なのでしょうか?


レッスンを行っていて、声がすぐに裏返りやすい人の傾向を分析してみましたので、ぜひ、参考にしてみてください。


一つ目は、【声帯を閉じる力が強すぎる人】


これは単純に声が大きい人という事ではありません。比較的、声の小さい女性でも起こり得ます。


声の特徴としては「地声感が強い、男性的な声、こもる声、声が潰れ感あり、抜け感の無い声、ぼそぼそ声、暗い声」という印象の発声状態にある声です。


つまり、声が裏返りそうだなという音域で、おしゃべり声の声帯の運動を緩めていくべきなのにも関わらず、それができず裏声に入る、という状態。


二つ目は、【小さく優しすぎる声の人】


こちらは、比較的少ないケースです。日頃から裏声に聞こえるようなしゃべり声で、息が多めに出ている。こういった声の特徴がある人は、声帯の閉じる力が弱い為、地声で歌い始めても、いつの間にか裏声になっているという現象が起きやすいです。しかし、かなり少数派だと思います。


では高音を地声で出す時は、どういった喉の使い方になるのか?


その喉の使い方ができているかを、独学で感覚的に知る方法は、


【裏声で上手に聞こえるように歌う】です。


なぜなら、裏声で歌って上手に聞こえるためには、高音に必要な声帯を伸ばす運動(=声に張りが出る)が、しっかりできていることが必要になるからです。


強い裏声が出せたとしても、聞き苦しい詰まり気味の声ではダメです。しっかりと響きのある裏声で歌えるかを練習&確認してみるとよいでしょう!ぜひ、トライしてみてくださいね。

 

written by KAN

 

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