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ロサンゼルスでのボーカルレッスン《体験談》②

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◆ボーカルレッスン

先回は、ボイストレーニング編を書きましたので、今回はその続きです。

発声トレーニングを行った後は、いよいよ、ボーカルレッスン。予め用意してある課題曲を先生の伴奏に合わせて歌っていきます。

その時、僕は、マービンゲイの「What's going on」を課題曲に選びました。

 

まず、一度、歌ってみた。

 

すると、、「oh good!!」と、まあ、とにかく褒めてくれる。これは、きっと「上手い」という事ではなく、先生の心の広さ、日本人が遥々、アメリカに歌を学びに来ていることも含めの「good」なのだと感じました。とてもいい声をしている、と褒めてもらった後、本筋のレッスンに入っていきました。

 

これは、アメリカでのボーカルレッスン全般に言えることなのですが、特にアドバイスを頂いたのは、「歌詞をはっきり言ってほしい!」という事でした。外国人が、つたない日本語で日本の歌をうたっている感じの「逆バージョン」になっていたのでしょう。

 

とにかく、歌詞が弱い、ということ。

メロディーをつける前に、まずは歌詞の練習。

 

 

先生が読んだ後に付いて、僕も追っかける(まるで、英会話教室状態!)それくらい歌詞が不明瞭だったのだ"(-""-)" 心の中では、「これじゃあ、いつになったら歌のレッスンに入れるか分からない!!!」という不安と焦りが・・。

 

「これが終わらないと次に進めないのだ!」という思いが、ぐるぐると巡りながらも、ひととおり歌詞の読み合わせが終わった。(ほっ) それを今度は、メロディーに乗せて、アクセントをつけていく。歌はメッセージ、何を言っているのかを、ハッキリと伝える必要があるのだ。

 

 ◆アメリカ人のオーバーアクション

アメリカ人特有の身振り手振りをつけながら、かなりオーバーアクションで行っていく。まるで、ミュージカル俳優にでもなった気分~♪ ←でも、これが後々活きてくる。日本人の僕には、これが気恥ずかしく感じ、ちょっと抵抗があったけど、「ココは日本じゃないしー!」と切り替えて対応。

 

そして、体に染みつくほど、歌詞アクセントとジャスチャーを繰り返し、レッスンの最後に、もう一度、歌ってみる。すると・・、初回レッスンにして、何か、アメリカ人っぽい歌唱雰囲気になった気がした。

上手く歌うとか、そういう事ではない。「自分は(歌を歌って)何をしているのか」というのが、少し分かった気がした。

 

 

こうして、アメリカロサンゼルスでの、S先生による、初回ボーカルレッスンが終わった。まさに感覚的!「見て感じて、覚えて、真似して」これが、アメリカだった!

 

 

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