『喉の力み改善ボイトレ法』

数年ボイトレをしても変わらないあなたへ

『喉の力み改善ボイストレーニング法』

数年ボイトレをしても変わらないあなたへ Loose Voice

リップロールの効果と練習時の注意点

f:id:loosevoice:20161109234535j:plain

世界のトップシンガーも行うリップロールとは?

ボイストレーニングの練習法のひとつに、「リップロール」があります。世界のトップシンガーも行っているという練習法!また、俳優さんが、舞台本番前にも、ステージ裏でリップロールをしてから、舞台に上がるという話も聞きます。

正しく行えば、その効果は絶大!いったい、どういう練習法なのか。

はじめて聞いた、という方にも、分かりやすく解説していきます。

 

 

リップロールとは・・

上下の唇を、呼気を使って「ブルブル」と振動させるもの。口の中で声を出しながら行っていきます。音としては、ヘリコプターのプロペラが回っている音真似のような感じです。唇は、力を入れすぎても、抜き過ぎても上手く振動しないので、程よく、上下の唇をくっつけるようにします。

どうしても、上手くいかないときは、手で下唇を持ち上げて、上唇にくっつけてあげるようにサポートしてみるとうまくいくと思います!

 

 

リップロール練習時の注意点

①息の強さを変えずに、なるべく一定の量をはくこと

⇒音の高さを変えるのは、息の量は関係ないので、例えば、音階でリップロールをするとき、高音域になっても、息の量は一定に保ったままで行うようにしましょう。

 

②喉、首回りは、完全に脱力して「半分遊び」だと思って行う

⇒決して、頑張る練習法ではないので、半分、遊びと思って行いましょう!リラックスするための練習なのに、頑張ってしまって、力んでは本末転倒になります"(-""-)"

 

③低音から高音まで、地声・裏声を気にしないで音を移動させていく

⇒同じ高さの音だけでリップロールを行わず、色んな音域の音を出しましょう!

自然に裏声になってしまってもOK、とにかく、脱力することが大切です。

 

 

 

どんな効果があるのか?

①声帯周りの血流を促進してくれる

 

②低音から高音までの声帯調節を良くしてくれる

 

③首回りをリラックスし、余計な力が入らないようにしてくれる

 

 ④息の量のコントロールを上手にしてくれる

 

 

どんなボイストレーニング練習法でもそうですが、練習の正しいやり方と、その目的を

明確にしてから行うことで、効果が何倍にもなります!このリップロールで、間違った練習をしてしまいがちなのが、高音域になるにつれて、「声が大きくなり、息の量が増える」というパターンです。その場合、効果がかなり薄れますので、ご注意くださいね!

 

是非、あたなのボイストレーニングにお役立てください。

 

***

written by KAN

ツイッター

https://twitter.com/loosevoice

■仙台ボイストレーニング Loose Voice

https://www.loosevoice.com/

 【無料ボイトレメール講座】

10日間で学ぶ正しい発声へのカギ!