『喉の力み改善ボイトレ法』

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『喉の力み改善ボイストレーニング法』

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歌手「MACO」の声から学ぶ!

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◆歌手MACOの声

洋楽の日本語verでYou Tubeに動画をアップし、一気に有名になった歌手のMACO。若い女性からの人気がとても高く、その歌声に憧れる人も多いのではないかと思います。

 

MACOの歌声は、どこかにいそうでいない、聞けば聞くほどオンリーワンな歌声だと思わせてくれます。今回は、冒頭の動画(徳永英明のcover「壊れかけのRadio」)を参考に、その発声法の秘密に迫っていきます!

 

 

◆幼い頃から洋楽が好きだった

子供の頃から家族の影響もあって、洋楽を聞いていたという事ですが、歌声にも、その雰囲気が表れています。好きな歌手の声に似てくるというのは、誰しもに起こること。

 

ちょっと日本人っぽくない、と感じませんか?

 

そのポイントは「声の鳴り」が、喉の奥でしっかり作られていて、更には、声を響かせる(共鳴)より、喉を鳴らす(ビリビリ)ことに比重を感じる声です。

 

日本のボイストレーニングは、「共鳴」という部分にも意識をおきますが、MACOの声は、それよりも気持ちよく喉が鳴っているだけ、という「声の鳴り」を大切にしている声だと思われます。

 

動画の歌声を聞いていても、常に、声の音色が安定していて、使う息の量が少ない。だから、全体的にはソフトな印象があるのですが、声に張りがあるので、耳にしっかり届く(ささる)声です。

 

こういう声は、海外のアーティストに多いのです。

 

◆喉の使い方は、どうすればいいの??

まず、口元から見てみると、必要以上に開いていないことが分かります。どんな言葉を、どんな高さの音で出していても、口の大きさは、ほぼ一定。ここにも声の安定感の秘密が隠されています。

 

口を大きく開ければ、メガホンのように、声は放射状に広がっていきます。でも、マイクは口の前にあるので、声の密度は、少し散らばるように聞こえる。

 

口を開け過ぎないことで、声が散らばらずにマイクに入力することができます。これが声の安定感を生んでいます。

 

また、一番の注目点は「息と声のバランス」

つまり声帯コントロールの精度がとても高いということ。低音~高音への移動がスムーズです。この発声を習得する為には、小さい声で、低音から高音まで綺麗に発声できるようになる事です。

 

息の量は、ほぼ変えない意識と、高音になっても声量を上げない、常に「一定」というキーワードを持って練習してみて下さい。

 

音程が変化しても「一定」を意識してほしいのは、こちら↓↓

 

・口の大きさ

・息の量(多すぎないように)

・声の大きさ

・声の音色

 

この4つを、なるべく変化しすぎないで発声を行ってみて下さい。はじめは、難しいと感じる場合もありますが、コツをつかんでくると徐々に、ボイスコントロールができるようになってきます。

 

ぜひ、練習に取り組んでみてくださいね!

 

 

written by KAN

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