◆多様な練習方法がある
適切な発声法を身に付ける為にボイストレーニングがあるわけですが、その練習方法は多種にわたります。発声には個人差がありますので、その人の現状によって、どういった練習をしていくべきなのか、その内容は変わってきます。
しかし、基本、ボイストレーニングの向かうべきゴールは一緒です。
それは『喉に負担なく音域や声量の幅を広げられる声を作る事』です。
もっと細かく言いますと、理想の声を出す為に声帯をきちんと動かせるようにすることです。ですので、色んな練習をするあまり「いったいどれが本当の練習法なんだ?」と悩んでいる人は、この一つの ”ゴール” を常に心に留めておくとブレなくなります。
◆ゴールにたどり着ければ、どんな道でもいい
様々な練習方法があるのは、ゴールに行く為の道は一つではないという事があります。できるようにしたいのは「適切な声帯の動き」だけなのですが、それをゲットする為には、いくつもアプローチがあるということ。
だから、指導者によって伝え方や方法が違ったりするわけです。どれが、あなたにしっくりくるかは実践してみないと分からない部分もあります。
イメージだけで変わっていく人もいれば、声の音色で説明した方が伝わり易かったり、どこで発見していけるかは様々です。
一つの練習法だけではなく、自主的に色んな方法からアプローチしてみることで、自分にしっくりとくる練習方法が見つかることも良くありますので、喉も、頭の中の考え方も柔軟にしておくと良いと思います。ぜひ、参考にしてみて下さいね!
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written by KAN
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■仙台ボイストレーニング Loose Voice