◆楽器に触れること
歌が上手くなる為に、楽器を練習することはが大切です。楽器といっても、色んな楽器がありますが、歌が上手くなる為には、音階が奏でられる楽器。例えば、ピアノやギターなどです。
特に、ピアノは正確な音程を鳴らしてくれますので、音感を養うのにも、最適な楽器です。音程を取っているつもりでも、微妙に下がっていたりする人は、ピアノを使って声を出してみると良いです。
思っているよりも音がフラットしていたり、逆にシャープしている事に、気づくことができます。
◆なぜ、楽器が弾けるといいのか?
楽器を練習すると、自然と弾き語りをするようになります。
ひとつの楽器と声だけで歌う。
これが歌が上手くなる練習の秘訣です。カラオケは演奏が歌を盛り上げてくれますが、弾き語りの場合は、自分の声に強弱をつけて、自分の技術で盛り上げなければなりません。
歌声が担う表現力の幅が、カラオケで歌う時とは全く違う状況になります。
そして、声と楽器が一体感を生み出すように、声を前に出すという意識だけでなく、「内に込める歌い方」を身に付ける事ができるようになります。内に込めるというのは、マインドの部分と、声の作り方の部分も含まれます。
発散するだけの歌い方ではなく、自分に語りかけながら、聞いている人にも届けるという、ひとつステップアップした歌い方。
楽器は、色んなことを教えてくれ、気づかせてくれます。もし、ピアノやギターに興味のある人は、ひとつ手元に置いておくのもいいと思います!ぜひ、参考にしてみて下さい。
written by KAN
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