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歌が上手い人に勝つための練習量

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◆「質」より「時間」?

「歌が歌える」そのスタート地点は、個人差があります。

はじめから歌える人と、そうでない人。

 

前者の場合は、すでに歌えるという感覚があるので、努力とか練習という意識よりも、歌う事が好き、楽しい、ハマる!みたいな気分で歌い続けていく傾向があると思いますが、後者の場合は、楽しいというより「頑張る・努力・根性・練習!」という気持ちが、割合多く占めるもの。

 

もともと歌が上手い人が、努力をして上手くなったという感覚が少ないのも、この意識の違いが反映されているのかもしれません。

 

今回は、はじめは上手く歌えなかったけど練習を積んで、急成長をしていく為のお話しです。

 

◆「練習量(時間)」のお話し

まず、練習量については、今、自分よりも歌が上手い人の行っている練習時間の2倍以上は練習をするようにしましょう。

 

これは単純な話ですが、上手い人と同じ練習時間では、その差は縮まりませんよね。上手い人が、週一でカラオケに行って、家ではずっと鼻歌を歌っているような毎日だった場合、練習の意識はないものの「歌っている時間」はかなり多いはずです。

 

憧れの歌手の人がいるのであれば、その人の暮らしを想像してみましょう。もちろん、歌う事を仕事にされているので、一日中、歌っている日もあるでしょう。

 

その人に、追いつくには・・??

 

どれくらい「練習時間を割いているか」

まずは、それが一番重要になってきます。

 

◆同じフレーズに割く練習時間

歌の成長が早い人は、曲の中の「ワンフレーズ」に割く練習時間が長いです。

 

つまり、フルコーラスを何十回も歌うのではなくで、例えば「出だしのワンフレーズ」を何十回も歌って聞いて、を繰り返す。

『フレーズによって練習時間の配分を変えているのです』

 

その方が、精度が高い歌い方をマスターすることができますし、同じ時間を割いた場合でも効率よく上達していく事ができるでしょう。

 

歌が上手い人は、ワンフレーズにも拘りがあります。だから、ずっと聴きごたえのある歌い方をしていく事ができて飽きさせない。

ぜひ、この2つを、自主練習の参考にしてみて下さいね!

 

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自分らしい「イケボイス」の探し方

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◆自分の自然体な声

歌の練習に励んでいる人は、毎日、色んな曲を歌ったり聞いたりしていると思います。ですが、プロ志望でもない限り、なかなか作曲をする機会というのは少ないと思います。

そうなると、カバーソングを歌う事が中心になるわけですが、お手本がある曲だと、どうしても、無意識に、本人と比較してしまう自己感覚があると思います。

 

そこで気づいてほしいことは、

あの人(歌手本人)の声は、あの人の自然体な声。

無意識にも、声が寄ってしまうと、あなたの自然体な声から遠ざかることに。

 

これは発声で悩んでいる方も、知っておくと新たな発見があるかもしれません。つまり、自分らしい声の出し方を探し当てることができるのです!

 

では、どうやって自分らしい「イケボイス」を見つけたらよいのか??

 

◆いくつかのルールを守って歌う

実際に、いつくつかのルールを守って声を出してみて下さいね。

キーワードは『オリジナルの鼻歌!!』です。

 

1.言葉は「ららら」にしましょう

⇒ 既存にある歌詞を使わないで歌います。もし「ららら」が嫌な場合は、思い浮かぶ適当な歌詞を言ってみましょう。(意味不明な内容になってもOKです)

 

2.中音域で歌う

⇒ 自分にとって低すぎたり、高すぎたりする音域は使わないで歌います。普段のおしゃべり声よりも少し高い位の音域を使います。

 

3.メロディーは思いつき

⇒ メロディーは、即興で作った鼻歌メロディーでOKです。今の自分の気分に合った無理のない雰囲気のメロディーを歌ってみて下さい。

 

4.自分が気持ちよく感じること

⇒ これが一番大事です。「ららら~」と歌っている時、自分が気持ちよく感じる声を出してみて下さい。よく「お風呂で歌うと上手く聞こえる」と感じますが、あれは無理をしてないからです。そのようなイメージで歌ってみて下さい。

 

そして、これをレコーダーに録音して聞いてみましょう。

きっと、誰の真似もしていない、世界中のどこにもない、自分らしい声が録音されていると思います。

その声は、技術的に作り上げた声ではなくて、あくまで自然体に出た声です。だから聞いていても心地が良いはずです。その声を大事に、そして、歌唱で使う歌声に、ぜひ、役立ててみてくださいね。

 

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息が足りなくなる?!を解決しよう!

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◆歌っている時に、息がもたない

歌っていると息が足りなくなる!

こんな悩みを持っている人は少なくないと思います。一体、なにが原因で息が足りなくなるのか?今回は、いくつかのチェック項目と共に、改善方法をお伝えしていきたいと思います。

 

まず、チェックしてほしいのが、

普段、おしゃべりしてる時のような、わりと低い声で声を出した時、10~15秒位、声を伸ばすことができますでしょうか??

もしくは、本の文章などを10秒間、一息で音読してみても良いと思います。

 

いかがでしょうか?

 

恐らく、殆どの人は「できる」と思います。

と、いうことは??

 

息が足りなくなる原因が、「肺活量」や「腹筋力」ではないということになります。

肺活量や腹筋力が大人よりも未熟な、小さい子供でも歌えるということからも、その点はあまり関係ないということが言えますよね!そして注目して欲しいことは、「息が足りなくなる苦手な音域があるのではないか」ということです。

 

◆低音と高音の違い

低音はロングトーンを伸ばせるけど、慣れない音域(特に高音)になると息が足りなくなるという場合は、音域によって、何か上手くいっていないことがあるということ。

 

それは、ズバリ!

簡単に言いますと「息の出る量が過剰になっている」ことです。

喉の仕組み的には、高音になるほど息の量は少なくなるもの。でも、強い呼気を当ててしまい「声帯の働きと息のバランス」が上手くいっていないと、息が足りなくなります( ̄▽ ̄)

 

これは、単純に「じゃあ、息を少なくすれば高音は出せるの??」というと、そういう訳でもありません。。流れる呼気に対して声帯が適度に閉じており、効率的に振動することが息の不足の原因解決になります。

 

なんだか難しい・・と感じてしまうと思いますので、まずは、こんな練習をしてみて下さい。⇒「息の量を減らし、かつ、小さい声で声をのばしてみる」

 

すると、高音に過剰な息は必要ないことが、だんだんと分かってくると思います!

ぜひ、参考にして見て下さいね!

 

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真面目な頑張り屋さんほど発声で悩みがち?

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◆真面目過ぎも良くない

発声の練習とは面白いもので、頑張ればいい、、ということでもないのです。むしろ、いかに頑張らないで適切な発声をゲットするかがポイントです。

 

一般的に「女性は感覚的」「男性は理論的」ということが言われています。そして、真面目で頑張ってしまう傾向にあるのが、理論的な思考を持つ男性です。(僕も男性なので、気持ちはよく分かります( ̄▽ ̄) )

 

すると、真面目な頑張り屋さんはどういう行動をとるかと言いますと、発声理論を調べて物理的な視点から、声を作ろうとします。理論を学ぶことは、決して無駄ではありませんし、声づくりに良い影響を与えてくれるものですが、目に見えない喉や声の部分を理論で考えすぎてしまうのも、良くありません。

 

理論に偏ってしまうと、どうなる傾向があるのか??

 

目指す声の習得までに時間がかかる。

⇒ 実は、発声は理論以外の心理的(思い込み)な部分も多く関係しています。なので、感覚的に捉える女性の方が、つまづきが少ない傾向にあります。そもそも自由に歌える人は、発声トレーニングを行っていない人もいます。

 

間違った思い込みが無ければ、本来、声は自由なはずなのです。

 

芸術的な声の音色への意識。

⇒ 歌唱における発声に「正解」はないので、いかに自分の求める声に近づけるかというところがゴールになります。そうであれば、一番意識しなければならないのは「声の音色」です。

しかし、理論からアプローチすると、その意識が薄れるため「音色」よりも「出し方(発声方法)」がメインになり、曲に合っていなかったり、自分の個性を活かしきれない歌声になる場合があります。

 

◆「トレーニング意識」⇒「発見の意識」

発声は、トレーニング積み重ねていく事も大事ですが、それ以上に「気づく」ことが重要です。

発声で長年、悩みを抱えている方は、右から左に180度、視点を変えて見ることも必要。スムーズに声が変わっていく人は、トレーニングというよりも「分かった!」という発見感覚に近いはずです。一度気づいてしまえば、間違った方向に戻ることはありません。

 

いかに頑張らないで声を出すか。

トレーニングで積み重ねているものは、正しいものを積んでいっているのか。

 

少し思考を変えて「感覚的な発見」を探してみてください。ぜひ、参考にしてみて下さいね!

 

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安心感のある歌い方

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◆安心感のある歌い方

歌を聞く側に立った場合「歌を安心して聞いていたい」と思うものです。「大丈夫かな~?」と不安になるような気持ちで歌を聞くのは、、嫌ですよね。そのためには、歌う側が、聞く側に安心して聞いてもらえるような歌い方をする必要があります。

 

では、歌い方に安心感を持たせるには、どのような事に気をつけたらよいのでしょうか?

今回は、技術的な面、心理的な面から、そのコツをお伝えしていきたいと思います!

 

◆技術面

まずは「見た目」から。

簡単に言いますと、自信があるように見える姿です。一般的に、自信があるように見える立ち姿は「胸を張る」「顎を引いて目線は真っすぐ」というようなイメージがあると思います。まさしく歌う時も、その姿勢がオススメです。身長を測る時のように背筋を伸ばし、足は肩幅程度に開きます。

 

そして、一つ追加します!

マイクを構えた状態で、両肘を少し外側に浮かせて自分の体の横幅を大きく見せます。左右の肘と脇腹の間に10㎝くらいの空間を作ります。(お笑い芸人の春日!の決めポーズの肘を少し下ろしたような感じ。)

 

次は「声」です。

声の安心感は、何といっても「強い、大きい」という印象を持つ声を出すことです。音楽的な視点から「声の出し方」という部分も重要ですが、まずは、自分自身が楽で、大きく出せる声で歌ってみて下さい。

 

 

◆気持ちの面

安心感を届けたい時、こんな風にイメージして気持ちを作ってみて下さい。

「歌を聞いている人達(お客さん)は、小さいお子様の方々」だと想像して歌う。

歌う側が20代の人なら、お客さんは小学生ぐらいを想像してみましょう。すると、どういう歌い方になりますか??

 

小学生から見たら20代は、かなり大人です。堂々とした姿を見ていたいと思うでしょう。きっと歌にも気持ちにも少し余裕が持て、大きく「どーん」と表現できるのではないかと思います。

本当は、お客さんがどんな方々であっても同じパフォーマンスをお届けしたいものですが、心理的な面から「安心感」を作る為の練習法として、このようなイメージトレーニングも試してみると良いと思います。

 

ぜひ、お役に立ててみてくださいね!

 

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