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安心感のある歌い方

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◆安心感のある歌い方

歌を聞く側に立った場合「歌を安心して聞いていたい」と思うものです。「大丈夫かな~?」と不安になるような気持ちで歌を聞くのは、、嫌ですよね。そのためには、歌う側が、聞く側に安心して聞いてもらえるような歌い方をする必要があります。

 

では、歌い方に安心感を持たせるには、どのような事に気をつけたらよいのでしょうか?

今回は、技術的な面、心理的な面から、そのコツをお伝えしていきたいと思います!

 

◆技術面

まずは「見た目」から。

簡単に言いますと、自信があるように見える姿です。一般的に、自信があるように見える立ち姿は「胸を張る」「顎を引いて目線は真っすぐ」というようなイメージがあると思います。まさしく歌う時も、その姿勢がオススメです。身長を測る時のように背筋を伸ばし、足は肩幅程度に開きます。

 

そして、一つ追加します!

マイクを構えた状態で、両肘を少し外側に浮かせて自分の体の横幅を大きく見せます。左右の肘と脇腹の間に10㎝くらいの空間を作ります。(お笑い芸人の春日!の決めポーズの肘を少し下ろしたような感じ。)

 

次は「声」です。

声の安心感は、何といっても「強い、大きい」という印象を持つ声を出すことです。音楽的な視点から「声の出し方」という部分も重要ですが、まずは、自分自身が楽で、大きく出せる声で歌ってみて下さい。

 

 

◆気持ちの面

安心感を届けたい時、こんな風にイメージして気持ちを作ってみて下さい。

「歌を聞いている人達(お客さん)は、小さいお子様の方々」だと想像して歌う。

歌う側が20代の人なら、お客さんは小学生ぐらいを想像してみましょう。すると、どういう歌い方になりますか??

 

小学生から見たら20代は、かなり大人です。堂々とした姿を見ていたいと思うでしょう。きっと歌にも気持ちにも少し余裕が持て、大きく「どーん」と表現できるのではないかと思います。

本当は、お客さんがどんな方々であっても同じパフォーマンスをお届けしたいものですが、心理的な面から「安心感」を作る為の練習法として、このようなイメージトレーニングも試してみると良いと思います。

 

ぜひ、お役に立ててみてくださいね!

 

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written by KAN

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