『喉の力み改善ボイトレ法』

数年ボイトレをしても変わらないあなたへ

『喉の力み改善ボイストレーニング法』

数年ボイトレをしても変わらないあなたへ Loose Voice

ボイストレーニングで効果を得るには『正確性』と『継続力』

こんにちは、Loose VoiceのKANです!


ボイストレーニングを行えば、誰でも今以上に声量、音域、声質などを伸ばしていく事ができます。しかし、練習しても成長が感じられない・・という人も少なくないと思います。


長年、ボイストレーニング指導を行ってきて、そこには『発声練習の正確性』の重要さを感じます。


良い変化や成長をしていく為には「自己意識を持って練習する」必要があります。

例えば、先生に「口角を上げて歌ってみよう」と言われた時、その言葉だけを受け取って口角を上げるだけでは50点です。


なぜ口角を上げる必要があるのか?(理由)
口角を上げると何が変わるのか?(結果)
どれくらい上げるといいのか?(状態・加減)
上げた事で良い感覚を得られたか(分析)


こういった、一つ奥にある考え方、意識を持って練習する事が必要になります。そうしないと自分で使えない(コントロール)からです。いざ歌う時に、「このくらい口角を上げれば、こういう声が出せる」という判断を自分で行うことになりますからね!


そして、もう一つは、意識を持ちつつ継続する事です。


ボイストレーニングは、筋トレやダイエットのように、地道に積み上げていく事で効果が表れるものです。


正確で質の高い練習内容と、自己意識、そして継続力です。


この2つが揃ってボイストレーニングを行えば、必ず、あなたの声は変わっていきます。ぜひ、心に留めておいてください♪

 

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歌う時の顎の位置は大事でしょうか?

こんにちは、Loose VoiceのKANです!


歌う時は、顎を引いておく。


これは基本姿勢としてよく言われることですが、顎を上げて歌っている人もおります。一体、顎を上げる、上げないでは発声にどういった違いが表れるのでしょうか?


■顎を引くスタイル


発声が発展途中の人に対しては、顎を引いた方がよいと言われます。
これは、発声が未熟であるという事は、喉や声帯の使い方がまだできていないという状態なので、顎を上げてしまうと、舌骨や喉ぼとけを支えている筋肉に、余計な力が加わる事を助長してしまうからなのです。


例えば、喉ぼとけが過剰に上がってしまう人に対して、顎を上げて歌ってもらうと、相当苦しい声になってしまうか、声がこもってしまう可能性があります。

 

■顎を上げて歌うスタイル


発声が整ってきている人は、顎を上げた方が、逆に喉の開きをキープし易く感じる人もいます。顎を上げて唾を飲み込んでみてください。


きっと、喉がつっぱって飲み込みにくいですよね。このように、顎を上げると喉ぼとけが上げられなくなります。つまり、喉の奥の共鳴スペースが確保できて声帯のコントロールもし易い状態を作れるわけです。


以上のように、顎の位置は、現在の発声状態や癖によって調整してあげる必要があります。最終的には、楽に呼吸ができる体制であれば、顎の位置はどうなっていても歌えるのだと思います。


ボイストレーニング初心者は「顎を引く(=身長を測るときの位置)」にして練習する事をおススメします!

 

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「一般人の歌声」と「歌手の歌声」の違いが知りたい

こんにちは、Loose VoiceのKANです!


カラオケボックスから聞こえてくる歌声。
ライブでの歌手の歌声。


この2つの違いって、一体何なのだろうか??


明らかに歌手の方が、声が良く聞こえて歌も上手い、と思えます。でも感覚的な違いは分かっていても、実際、どうすれば同じように出せるのでしょうか。


その違いは、一言でいえば「発声の仕方」になります。

人間の耳は、心地よい音と不快になる音があります。


例えば、小鳥の鳴き声や川のせせらぎの音は、心地よい。
しかし、サルの鳴き声やバイクの爆音エンジン音は、心地よくない。


こういった誰しもに共通する人間の音に関する感覚(好み)というものがあります。


人間の声の場合も同様で「いい声だね」と「うるさい声だね」の違いがあるのです。ただ、人間の場合「話し声が心地よくない」という人は、あまりおりませんので、歌った時に「心地よくない声になる」という場合が、ほとんどです。


つまり、音域が広く上下した時の発声の仕方が問題になっているという訳です。


一つの答えとして、

一般の歌声と歌手の歌声の違いは、


「声の軽さ明るさ」です。


アーティストのライブを見に行ったことがある人は分かると思いますが、実際、生の歌声を聞いてみると、声が会場に軽く抜けていき、楽に声を出しているように感じたはずです。歌手が何曲も歌える発声になっている証拠です。もっと声が太いと思っていたが、実際は、かん高い響きだった、という印象もあります。


この軽さと明るさをボイストレーニングで獲得していく事が、もっとも重要なのです。


高音になるほど、声に重みが増して詰まり気味に聞こえてしまう人は、ぜひ、軽さを明るさを獲得できるようにしていきましょう!

 

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顎を上げて歌う事がデメリットになる人とは?

こんにちは、Loose VoiceのKANです!


歌う時、一般的に「顎を引いて歌いましょう」と言われます。しかし、歌手が歌っている映像を見ると顎を上げて斜め上を向くようにして歌っているシーンを目にしたことがあると思います。


ということは、顎を上げる事で声が出しにくくなる・・という結論にはならない事が分かります。


この疑問を個人的な感覚も踏まえて解説していきましょう!


早速、結論になりますが、発声が整っている(喉に余計な力が入っていない)場合は、顎を上げても発声に影響はないですが、発声が整っていない(余計な力みが入る)場合は、顎を上げる事で、その力みを助長してしまうのです。


顎を上げる事で喉ぼとけや舌骨から顎に繋がっている筋肉群が伸びます。伸びているという事は、柔軟性が無くなっている状態と意味します。


もともと、発声する時に、喉ぼとけが上がり過ぎるなど、その筋肉群に力が加わってしまっていたりすると、顎を上げると余計に緊張が働いてしまうのです。


だから、力が抜けている人は上を向いて歌えるが、力が入っている人は、上を向くと歌いにくいわけです。


逆に、顎を上げても苦しくない発声を模索練習し獲得できれば、ある程度、喉の力みは無くなってきていると考えてよいのではないかと思います。


ひとつの練習方法として、無理はしないように気を付けながら実践してみるのもアリだと思います。ぜひ、参考にしてみてください!

 

【喉締め改善専門スタジオ】

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喉締め改善に必須なファルセットとは?

こんにちは、Loose VoiceのKANです!


声帯の締め過ぎから起こる喉締め発声改善について、まず初めに行いたい練習はファルセット(裏声の囁き声)です。


声帯を締め過ぎる癖がついている人は、一旦、メーターをゼロに戻すイメージで全く声帯を締めない状態で発声する練習が効果的です。


声が出ている時点で声帯は少し閉じていますので、厳密には、声帯を閉じる運動が入りますが、ほぼ閉じないで発声するという事です。


裏声で行う理由は、地声よりも簡単だからです!


どうしても地声の方が声帯を強く締め過ぎてしまう傾向がありますので、裏声で感覚を掴んでから地声でも同じように発声します。


通常、ファルセットボイスは歌う時に使う声ですが、喉締め改善の発声練習として出す時は、一瞬で息を吐き切って欲しいので長く伸ばす必要はありません。


ファルセット発声の重要なチェック項目は、


・息の量(一瞬で吐き切る)
・声の明るさ(最大限明るくする)
・口、喉の開き方(笑って、軟口蓋を上げる)


以上の3つです。


日頃、歌を練習している時にファルセットを使った事がない・・という人は、ぜひ、このファルセット発声から練習してほしいと思います。


喉締め改善の基盤となる声です。


この発声を疎かにせず練習した人は、必ず、いい歌声を獲得できると思いますよ!

 

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