◆自宅と本番
歌う環境によって、上手く歌えたり歌えなかったり・・。
自宅だといい感じに歌えるのに、実際にスタジオやカラオケ、ステージ上になると、なぜが上手く歌えない、という事が起こりがちです。
色々な要因が考えられますが、
今回はシンプルに、歌の「練習」にスポットを当ててみたいと思います!
◆練習とは?
練習は、本番で最大限の力を発揮する為に行うトレーニングです。
スポーツをやっている(いた)人は分かりやすいと思いますが、試合でいいプレーをするためには、相当の練習を積む必要があります。
ここで一つ質問です!
「スポーツの練習は、どの場所やっていましたか?」
イレギュラーはあるとしても、基本的には、試合をする場所と同じ場所(環境)で練習も行いますよね。
●サッカー、野球、陸上 なら → グランドで。
●バスケ、バレー、剣道なら → 体育館で。
なぜかと言えば、それはとても自然なことで、試合(本番)と同じ環境で練習した方が、本番への準備や想定がし易いからという事。
グランドで行うスポーツの練習を自宅でやってます!と言われても・・ね"(-""-)"
◆歌の場合は?
もう、分かりましたよね。
声を最大限まで出せる環境で練習しないと、本番では使えない練習をしてしまっている可能性が高いことになります。
もう少し具体的に言いますと、
自宅で歌うのは、周りへの配慮も考え、声量も小さめ、集中力や緊張感も作りづらいもの。
その状態で上手く歌えたとしても、いざ本番では、その何倍ものエネルギーをコントロールしなければなりません。なので、キャパオーバーになってしまい、声が上手く出せなかったり、余計な力みが入ってしまったりするのです。
歌もスポーツに近い部分があります。
練習は、本番と同じエネルギーを発揮できる環境で行う事が、より質の良い練習となります。
ぜひ、自主練習の参考にしてみてくださいね。
written by KAN
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