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喉締め改善で初めにやるべき練習とは?

こんにちは、Loose VoiceのKANです!

 

今回は、喉締め発声改善について、一番初めにやるべき練習法をお伝えいたします。


初めに、「喉(声)が締まる」とは、どういう状態のことなのでしょうか?


一言で表すとしましたら「息が止まりそうな状態」です。


声を出すためには、息を吐く必要がありますが、音程を上げていこうとした時に、息を止めていくような喉運動を入れてしまうと喉締めが起こります。

 

「息を止めていく運動」とは、自分で止めるつもりがなくても止めてしまう運動という事で、少し詳しく言いますと、声帯の長さ、厚さを変えないで(=低音と同じ状態)で音を上げていこうとするので、結果的に声が重くなり、息が流れにくくなるという事です。


では、喉締め発声改善の初歩練習として何をすればよいのか?

 

それは「息をたくさん吐きながら発声する」です。


たくさん・・とは、

ティッシュを口の5㎝程度前にかざして「はっ」と発声した時に、ティッシュが、ふわっと揺れるぐらいが目安です。そして初めは、裏声でやってみてください。


地声ですと、声帯を締めすぎて息が吐きにくいと思いますので、まずは裏声から練習してみましょう。


音は、真ん中の「ミ~ド」ぐらいまでで、音を上げていっても呼気量が減らないように気を付けます。


実際に、歌う時には呼気をコントロールし、フレーズの長さに足りる分に調整する必要がありますが、喉締めの人は不要な締めつけを取る事が優先になりますので、多めの呼気で音階を上げていける状態を作っていきます。

 

初めから、無駄な息を出さないで、呼気を抑えて練習する方法もありますが、これは、喉締めの人にとっては難しいと思います。締めつけが過剰な状態なのに、ある程度、声帯を締めた状態から音を上げていくと、高音ではより締め付ける事になるからです。


まずは、呼気を増やして、喉の苦しさを軽減させていきましょう。

ぜひ、日々のトレーニングに取り入れてみてくださいね!

 

Written by KAN

 

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