『喉の力み改善ボイトレ法』

数年ボイトレをしても変わらないあなたへ

『喉の力み改善ボイストレーニング法』

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「リズムで歌う」の効果!

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◆疎かにしがちなリズム

歌う時に、おろそかになりがちなリズム。

学校の音楽教育現場では、メロディーや音程という部分に練習時間が多く使われます。小・中学校の音楽の授業を思い返してみても、、確かにそうでした。

 

まずは、音程をしっかり取りましょう!という練習です。そして少しだけ発声的なレクチャーがあって、個人的には、リズムトレーニングというものを行った記憶がないです。。それくらい「リズムで歌う」という意識が薄れています。

 

それは音楽を聴く時も同じです。

これまでに音楽経験(ステージ経験、楽器や歌を学んだ経験など)がある人と、音楽経験がなく趣味として歌う事が好き、という人では、音楽の聴き方が違ってきます。

 

後者は、まずメロディーが優先されて耳に入ってきます。

前者は、グルーヴ、ノリといったリズム関連が耳に入ってきます。

 

なぜかと言いますと、音楽において「リズム」の重要性を知っているからです。

 

◆「リズムで歌う」と?

では「リズムに歌詞とメロディーを乗せて歌う」と、どういった効果が出るのか??

 

いくつか例を挙げてみたいと思います!

 

◗ 平坦な歌い方にならない

⇒ リズムの粒に言葉を入れて歌う感覚になるので、声の強さが同じになる事がない。

◗ 歌うことがとにかく楽になる

⇒ 「音程を取る」という意識が外れ「歌詞を飛ばしている感覚」になります。

◗ 発声がスムーズになる

⇒ 「スタッカート発声だと楽に声が出るのに歌うと出ない・・」のような悩みが解消されます。

◗ カッコイイ歌い方になる

⇒ リズムを感じて歌うとカッコよく、そして聞きやすい印象を与えられます。

 

 

いかがでしょうか。

バラード調の曲であっても、当然リズムはありますので、ノリのよい曲以外にもしっかりとリズムを感じて歌ってみて下さいね。

 

自分自身の歌に対して、色んな課題や悩みを抱えている人は多いと思います。その解決策がリズムにあった、、という事も少なくないので、リズムを意識したことが無かった人は、ぜひ、練習してみてくださいね!

 

《おまけ》洋楽が好きな人は感覚的に感じているのではないかと思いますが「洋楽ってカッコイイな~、歌が上手いな~」と感じる秘密の一つとして「リズムへの意識」が挙げられます。

 

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喉を開ける準備のグッドタイミング

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◆喉を開く準備

歌う時は、喉の奥を広く開けましょう、とよく言われます。話し声よりも、より音楽的な豊かな声を出す為に、喉の奥は十分に開ける事が必要です。

 

そこで、今回は、喉の奥を開ける準備のタイミングについて、お話ししていきます!実は、開ける準備が遅かったりする人が多いのです。その前に、まず、一つ確認しておきたいのが ⇒「喉の奥を開ける」という作業は、口を開けなくてもできる

 

口を閉じたままでも、喉の奥だけ開けるという事はできます。つまり、声を出していない状態でも喉の奥は開けられる、という事です。では実際、歌っている時を想像してみましょう!

 

初めのワンフレーズを歌う直前、息を吸います。そして、歌詞の言葉に合わせて口を開ける。そして声を出します。

 

この一連の流れの中で、どのタイミングで喉の奥を開ける作業を行いますか??

 「声を出す瞬間に喉の奥を開ける」では、準備が少し遅いのです。

 

◆息を吸うタイミング

歌うときの、喉の奥をしっかり開けた状態。

この準備は、息を吸った時にやってしまうと効率が良い。

 

声を出す瞬間に、喉の準備をしていては、曲中、間に合わない。なので、息を吸う時に、息のボールを喉の奥に放り込むようなイメージで喉の奥も開けてしまいましょう!吸った時点で喉の準備はバッチリになれば、あとは声を通すだけになります。

 

息を吸うのは、口からでも鼻からでも構いませんが、鼻から吸う場合(口を閉じている)でも、喉の奥は開けられますので、ぜひ、試してみて下さい。

 

「呼気」⇒「発声」までの流れが、格段にスムーズになると思いますよ!

 

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歌が上手い人は情報量が多い

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◆情報量の多さ

歌が上手い人は、総じて、多くの情報を持っている。

 

「情報」とは、例えばこんなことが挙げられます。

・日本に留まらず、世界的なシンガーの名前や曲について

・発声法について

・歌唱テクニックについて

音楽理論について

・ステージングについて

・歌唱マインドについて

・自分の魅力について

・自分なりの「歌が上手い人」の定義について

・歌の明確な目標とゴールについて

・プロのライブ体験について

 

歌が上手くなる為に必要な情報を、とにかく多く持っています。それぐらい「研究熱心」ということ。今は、ほしい情報はネット検索で、すぐに調べる事ができます。

「16ビートって何?」「腹式呼吸って?」「ビブラートって?」

 

こういった疑問は、すぐにネット検索でゲットしちゃいましょう!

ですが、勿論、「体感して分かること」というものもありますので、不安な人は、事前知識を入れておき、実際のレッスンなどで再確認する方法がよいと思います。

 

◆大事なポイント

大事なポイントは、一つの事(練習)に停滞しないこと。

 

一つ例を挙げますと「音程が良くない原因は、リズムにある」という場合もあるということ。音程が悪いな・・と思っている人が、ひたすら音程を合わせる練習をしていても、原因の解決にはならない場合があるという事になります。

 

そこで、色んな情報を持っていて、色んな角度から練習に取り組んでいる人は、リズムを練習していたら自然と音程も改善された!という風になるわけです。

 

「歌が上手い」の要素は、一つではなく、総合的なスキルが必要。

 

だからこそ、色んな練習をしていく必要があり、必然的に練習情報も必要になります。

「リズムが遅れる人は、口周りに緊張がないか?」

「高音が出ない人は、曲に乗って歌えているか?」

「音程が取れない人は、歌詞ばかりを見てしまっていないか?」

 

問題の原因は、必ずしも、それに直結する事とは限らないわけです。沢山の情報を仕入れて、色んな方法で練習に取り組んでみると良いでしょう。ぜひ、参考にしてみて下さいね!

 

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喉にストレス感じない

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◆喉にストレスを感じないで歌う

歌っている時は、何に、気持ちを集中させたいか。

 

カラオケは、目的が「発散」という場合が多いと思いますが、ステージなど、人前できちんと歌う場合には、意識する事が増えてきます。

お客さんを見る、歌詞を届ける、楽しませる、パフォーマンスをしっかりする・・など、意識は常に「お客さんに対して」という事になります。

 

人前で歌った経験がある人は想像がつくと思いますが、本番となると、声の出し方や発声の部分について考えている余裕はありません。頭で考えた時点で表情が曇りだします。

 

という事は、

 

歌う時、喉に何のストレスも感じない状態を、

事前準備しておく必要があります。

喉が無意識に反応してくれるレベルまで、歌い込んで、発声を記憶させること。

 

意識を「喉」に感じながら歌うと、リズムや音程、メッセージ力、パフォーマンスがあまくなります。声は「自由な状態」が理想です。

 

◆頭で考えない発声のヒント

歌声は、音感や喉の感覚を頼りに出していきます。

音は目に見えないものであり、書いて表すこともできないもの。だからこそ、発声は難しく思われ、苦戦している人も少なくありません。

 

苦戦している人のほどんどは、発声時の意識が「喉」に集中しています。それが悪いという事ではありませんが、デメリットとして作用してしまう事もあります。例えば、歌唱時、表情が暗くなったり、音色が統一され過ぎて淡々としまう事などです。

 

そこで、試しに行ってほしいことがあります!

 

それは、「聞いている観衆をイメージすること」

あなたが歌っている時、目の前に何百、何千人という人がいると想像してみて下さい。そうして歌う。その時、意識は何にありますか?

 

きっと、意識は「喉」ではないはずです。

そうやって歌った時、不思議と、いままで出せななった声が「ポンッ」と、楽に出たりします。なぜなら、それが「歌うという事の自然なスタイル」だからです。

 

ぜひ、参考にしてみて下さいね!

 

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歌が「得意<好き」な人が勝つ

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◆歌が得意 < 歌が好き

「自分は歌が得意だ」と思っている人よりも「得意じゃないけど歌が好きだ」という人の方が、将来的に、歌が上手くなる可能性が高いと思います。

 

理由は、得意と思っている人は現状維持で満足しがちですが、歌が好きな人(でも苦手な人)は、常に向上心があり、高い壁を越えようとチャレンジし続けるからです。

 

上手く歌えなくて悔しい思いをした時、支えになるのが「自分は歌が好き」という気持ちです。好きな事が上手くできないって悔しいですよね。だから諦めない。そして成長していきます。

 

「歌が苦手だから克服したい」という気持ちも分かりますが、これには、歌が好きが含まれていないと、結構キツイ。。壁にぶつかった時に支えてくれるものがないからです。得意じゃなくても好きという気持ちを大事に!

 

歌が好きという気持ちは、歌い続けることの、大きな支えになります。

 

 

◆日本のどこかでずっと歌っている

歌う事がライフワークになっている人や、日常的に歌を楽しんでいる人、また、本気でプロを目指している人は、場所が変わっても、日本のどこかで歌を続けているものです。

 

ボーカルスクールに10年以上通っているという人も、決して珍しくありません。そういう人は歌が好きなんです。そして、楽しむだけでなく向上心もある。一瞬だけ熱くなってすぐ冷めてしまうより、細く長く続ける方が確実に歌は上手くなります。

 

音楽にはゴールがありません。歌も同じです。

上手くなればなるほど課題が見つかり、それに向かって、また走り出します。はじめは、自分が上手く歌う為だけに練習をしていきますが、だんだんと、聞いてくれる誰かの為に練習するようになります。

 

好きなことで、誰かが喜んでくれたら最高ですよね。

喜んでくれた笑顔で、また向上心が生まれます。

 

「得意なこと」よりも「好きなこと」を大切に、焦らずに、続けていきましょう。

ぜひ、歌が好きな気持ちを忘れずに練習を積み重ねていってくださいね!

 

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