◆歌う前に曲をよく聴くこと
歌が上手い人は、何の能力に長けているのかと言いいますと、それは『曲を再現する能力』
聞いたものを、同じように自分で再現できる。そうすることで、結果的に、歌が上手いという風な印象を与える事ができます。プロが歌っている状態と同じように歌えるわけですから、当然、そうなりますよね。
では、上手く再現する為には、何をすればよいのか??
今回は、そんなテーマで話しをすすめていきます!
◆まずは単純に「聴く回数」
再現力をアップさせる為には、いきなり歌わずに、まず、聴くこと。
初めて聴く曲を歌う場合は、だいたい30~50回ぐらい聴いた後に、歌ってみるとよいでしょう。それくらい聞くと、メロディーや歌詞は当たり前のように、自然と覚えてしまいます。
経験があるかと思いますが、何となく「うる覚え状態」でカラオケで歌ってみると、意外に音程が入っていないくて歌えない、、ということが多々あると思います。
歌手本人が歌っているものに合わせて、一緒に歌って練習していると、何となく歌えている気になってしまいますが、それはキケン!なのです。
◆何にフォーカスして聴くのか
何十回も、曲を聴く理由は、メロディーや歌詞を覚えるだけではありません。実は、大事なのは『何種類の声質を使っているか聴き分ける』こと。
曲をヘッドフォンで、よく耳を澄まして聴いてみて下さい。プロ歌手の声質は、曲を通して、何種類かのバリエーションを持って歌っているはずです。
分かりやすいところでは、「地声」「裏声」がありますよね。
他には、柔らかい声、かたい緊張感のある声、息の混じった色気のある声、エッジの効いた声、軽く明るい声・・など。それは多種多様な歌声があります。
本人の軸となる歌声を中心として歌いつつも、きっと、色んな声質を使って曲を表現しているはずです。
これを聴き分ける為の30~50回なのです。
歌が上手い人は、声質の変化の付け方が上手い。それができるかどうかは、オリジナル音源を聴いている時点で、すでに勝負がついています。(聞こえている人と聞こえていない人、ってこと!)
正しい歌声の情報を取り入れてから、次は、自分で再現する番なのです!
ぜひ、参考にしてみて下さいね。
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written by KAN
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