こんにちは、Loose VoieのKANです!
高音になると喉が上がって苦しくなる人への簡単練習をお伝えします。
喉ぼとけは、引き上げる筋肉と引き下げる筋肉でバランスを取りながら、日常的に上下運動しています。
ただ、歌う時は、喉が上がり過ぎると気道が狭くなるため、苦しくなり、高音どころか低音も出しにくくなってしまいます。
なぜ、高音になると喉が上がるのか??
本来は、声帯の運動だけで音程を上げていくべきなのですが、その声帯運動の感覚が掴めていないと、他のパーツを使って発声をカバーしようとし、無意識に喉を上げてしまうという事が考えられます。
喉を上げる事で気道を狭くし、多少苦しくなりますが、息の通り道を狭め、音は上げやすくなるわけです。
(※口笛で高音を出す時と同じイメージで出口を狭くしている)
無理なく、喉の上昇を改善する練習方法として「斜め上を見て発声する」をお勧めします!
顔を斜め45度ぐらい見上げて発声していきます。
その理由は、上を見ると喉が上げられなくなります。実際に上を見ながらツバを「ごくっ」と飲み込んでみてください。
(きっと、苦しいと思います。)
これを利用して発声します。
ゆっくり丁寧に「ハッ、ハッ・・」と声を出してみてください。この時、顎は軽く引いた状態で口をポカーンと開けます。
少しでも喉に力みを感じたら音程を下げて、やり直します。地味な練習ですが、無理なく改善する方法としては、おススメです!
地声と裏声で両方の声でやってみてください。歌手で、軽く上を向いて歌っている状態を、よく見かけますよね。その感覚を掴んでいきましょう!
Written by KAN