“息漏れ声” で声に色気を出す
バラード系の歌や曲にムードが必要とされるような歌に、よく息漏れの声が使われます。息漏れの声は、強い地声の声とは違い、柔らかく繊細な声です。歌の表現として、悲しさ、切なさ、セクシーさ、優雅さ、などを演出するのにとても効果的な声です。
最近のJ-POPでも、息漏れ声は、頻繁に使われています。
この息漏れの声を、真似しようとしたけど、なかなか上手くかない・・という経験はないでしょうか?
簡単そうで、実は絶妙な声帯と息のコントロールが必要なのです。いわゆる「ひそひそ声」というものではありませんので、そのあたりから、抑えていきましょう!
ひそひそ声は、声帯の振動がほとんどなく、ほぼ息だけで話している状態です。
息漏れの声は、それよりも声帯振動がある状態になります。
息漏れの声を、歌で上手く使う為には?
まず、喉の共鳴空間を十分に確保してください。喉の開け方が不十分ですと、息が過剰に漏れやすくなり、フレーズが続かなくなります。言葉は「ホ」で練習をするとよいでしょう。
そして、この「息漏れの声」というネーミングを、さんざん使っておいて、、なのですが、この声は、決して息が大量に出ている声という訳ではなく、「そう聞こえる」だけなのです。実際に、喉に起こっていることは、「声帯をしっかり閉じていない状態」という事を知っておくと、とても役に立ちます。
だから、息が足りなくなる、、という場合は、やり方が間違っていると思ってください”” 息がいっぱい出ている声のように聞こえるのは、声帯をしっかり閉じていないから!ですよ。
息漏れ声・成功へのまとめ
★お腹のブレスコントロール
★喉の共鳴空間の確保
★声帯の閉じ具合の調整
この3つの状態が、全てGOODになれば、歌の中でも使える、息漏れ声をゲットできるようになります!ぜひ、声に色気をつけて、セクシーに歌ってみてください。
written by KAN
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