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『プロのライブを参考』 歌が上手くなる方法を考察

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 ◆プロは、何が違うのか?

プロのライブステージを見ると、圧倒的な「何か」に感動させられ、アマチュアとの違いを体感されられるもの。キャパ50人ほどの小さいステージでも、数万人が収容できるアリーナクラスの会場でも、それは変わりません。会場よって、パフォーマンスや演出の規模は変わりますが、聞いている人に「満足感」を与える方法を、しっかりと捉えています。

 

「満足感」を与えられる歌や演奏は、お金には代えられない価値を生みだし、またライブに行きたいという、ファン獲得にもつながります。勿論、カラオケで歌う場合も同様です。あなたに、曲のリクエストが入るようになります。

 

今回は、プロのライブから学べる「満足感を与える歌」をテーマに、書いていきます。リクエストをもらいたい方は、ぜひ、参考にしてみてください!

 

 

1.【ペース配分を考えている】

ライブ全体としても、1曲を歌うなかでも、ペース配分を考えています。

お客さん側の心理として、「徐々に盛り上がっていってほしい」という気持ちが、自然と働くもの。その心理を把握しています。例えば、曲の冒頭部分は、声量を抑えて歌い始める、徐々に盛り上がり後半の大サビで曲のピークを作る。最後は、また、緩やかに熱を抑えていってエンディングを迎える。

 

このペース配分を参考にする場合、ポイントは、「自分なりのペースを考える」ことです。曲の冒頭部分を、プロと同じ声量で歌っていくことが、必ずしも正解ではありません。(後半でバテる人が多いです)

必ず、自分の配分を考えることです。あまり声量がないという人は、曲の冒頭部分を、プロの声量より、更にぐっと抑えて歌いましょう。

 

つまり、声量に、しっかり落差が表現されるように、調整して歌っているという事です。

 

 

2.【2割の余裕が常にある】

2割というのは、感覚的な数字ですが、常に、余裕があり客観的に自分を見れている冷静さがあります。シンガーは、歌うことと同時に、意識をしなければならない事が沢山あります。

 

バックの演奏を聴く、お客さんの反応を見る、ステージ進行段取を意識しておく、踊ったり楽器を弾いたりすれば、更に意識することが増えます。そこを冷静に考えられる余裕があります。

声量に関していいますと、10割限界までは、出さないようにすること。一番盛り上がる部分でも、8割程度でとどめておくとよいです。

 

 

3.【調整力がある】

これは、その場の空気や雰囲気に合わせて、歌い方を変えらえる調整力があるということです。

聞いているお客さんの反応を見て、「今日のお客さんは、割と盛り上がりたい人が多いな」と思ったら、あおるような歌い方をする。「しっとり音楽を聴きたい人が多そうだな」と思ったら、落ち着いた歌い方をする。

 

カラオケでいいますと、選曲に関してそうです。聴いている人の年齢や性別に合った曲選びをすることが、「満足感」に繋がります。自分の歌いたいものだけを歌うのは、ストレス発散目的の時ならいいですが、少しでも喜んでもらう為には、聞く側の目線にも立ってみると成功し、リクエストが入るようになります!

 

その反応をみて、また、歌いたくなるという好循環を作ることができます。

 

 

プロは、歌や演奏が上手いのは当然ですが、常に、その場面や状況、雰囲気に合わせて、お客さんに満足感を与えられる最善の選択をしています。だからこそ、ファンがつき、共感を呼び、活動を続けていく事ができているのです。

 

聞いている人に、「満足感」を与えるという意味では、趣味でもプロ志向でも同じですので、ぜひ、歌の練習の参考にしてみてくださいね。

 

 

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