発声は、喉の筋肉運動です!
声は、声帯が振動することで生まれます。そして、その声帯を動かす為には、喉仏の中の軟骨が動く必要があって、その軟骨が動くためには、喉の筋肉が動く必要があります。ということは!?
はい、喉の筋肉が動かないと、声帯は動いてくれないのです!
筋肉運動ということは、筋肉は動かしていないと、どんどん衰えていきますから、声を出す機会が減ってくると、声は出にくくなるということ"(-""-)" 日頃、小さい声で話す方は、大きい声を出す機会が少ないので、どうしても、声量がでにくくなります。
スポーツジムでの筋トレとも似ていて、
大事なのは、①継続、②バランスよく鍛える、③短時間で行う、です。
効率のいい練習をすること!
ジムで筋トレをしている方は、よく分かると思いますが、がむしゃらに鍛えても、実用的な筋肉はつきません。ジムではトレーナーさんがいると思いますので、やはりアドバイスを聞いてトレーニングをしてくべきです。
声の場合、どのようなやり方がいいのか!?
ボイストレーニング時間は、「1回/10分~20分程度」でOKです。的を得たアプローチをしているという前提にはなりますが、十分、効果が得られると思います。
そして、毎日、行うこと。
「え~っ、毎日となると、ちょっと・・」と思ったあなた。
その場合は「1日おき」でもいいですよ。あまり効果が無いのは、1週間おきに2時間とかまとめて行ってしまう方法です。ボイストレーニングは、「一気にまとめて行う」ではない方が良いのです。
最後は、色んな筋肉をバランスよく鍛えること。
その為には、何種類もの音色の声を出すことが必要です。そして、どんな声を出せば、
どんな効果があるのか、ということを知っている事がポイント!(ほんと、スポーツジムと似ているw)
それは、育っていない筋肉を把握していないといけませんよね。
声が弱い人は、強く出せる為の筋トレを。
声が低い人は、高い声を出せる為の筋トレを。
スポーツジムに行っているかのごとく、コツコツ行っていくのです!
正しいアプローチを続けていくと、必ず、声は変わってきます。
身体の中にある筋肉なので、目には見えませんが、その変化を声が教えてくれます。
その変化を感じたときの喜びは、感動と言っても過言ではないと思います。
その時を、信じて、じっくりトレーニングをしていきましょう。
数か月後、数年後の自分の声をイメージしながら🎵
Written by:KAN
日本ボイスアドバイザー認定
ボイストレーニングの効果を高める為の予備知識。
歌声をよくしたいという方に、役立つ情報シェアしていきます。