このブログ記事は、歌う時に喉に余計な力みが入る「喉締め発声」で困っている人へ、少しでも何か役に立ててもらえたらと思い執筆しています。
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「喉に余計な力は入ると、音程は取りにくい?」
それは、イコール(=)で繋がるものなのか。
それともただ、自分の音感が鈍いだけなのか。
周りのレッスン生に、
「高い声って喉が苦しい?」って聞いた時、
「そうだね、高すぎると苦しくなる」という返答が返ってきたことがあった。
地声で高い声を出そうとした時、個人差はあるけど、ある一定の音域からは、大多数の人は喉が苦しく感じるもの。
当時は、そんな風に思っていた。
ということは、
自分の音程が少し低めになるというのが、
・喉に力が入っている時(高音域)だけなのか
・喉に力が入っていない時(低音域)もなのか
これを確かめる必要があった。
そして、次の個人レッスン日。
音が下がり気味になるフレーズを先生に確認してみたところ、それは、サビなど、音程がやや高い時にそうなっている事が多いよ、ということだった。
やっぱり・・、
楽に出せている低音域は、音程は合っているが、
喉に力みを感じる高音域は、音程がジャストで合わせられていない。
当時ながら思っていたことは、
録音した自分の歌声を聞いた時に、
声が喉でストップをかけているような「詰り感」のある印象。
音程が合っていて聴きやすい人の歌声は、
息と声がノドを通過して前に抜けていっているような印象。
先生には、
「喉で頑張らないで」と、よく言われていた。
喉で頑張らない??
それ以外の方法で高音を出したことが無かった僕は、正しい喉の体感が全く理解できなかったし、想像もつかなかった。。
喉で頑張らない?
どこで頑張る?
お腹か・・?
平行してグループレッスンのボイストレーニングも行っていたが、毎日、同じ事を繰り返しているようで、良い方向に成長している気がしなかった。
ん・・・、
今の発声の仕方は、恐らく何かが間違っている。
でも、その改善方法が分からない。
そんな事の堂々巡りで、そのボーカルアカデミーに数ヶ月通った頃。
このままじゃ、何も変わらないまま、時間だけが過ぎてしまうような気がして、他の個人レッスンで指導してもらえるボイストレーニングを受けてみよう、と決意した。