『喉の力み改善ボイトレ法』

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喉締め発声改善ストーリー⑤(高校時代)

このブログ記事は、歌う時に喉に余計な力みが入る「喉締め発声」で困っている人へ、少しでも何か役に立ててもらえたらと思い執筆しています。

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高校一年生の時に、初めてライブを行った。

 

それはオーディションライブで、全国各地域ごとにライブを行い、優秀なバンドは全国へのステージへ進んでいけるというものだった。

 

高校一年で、まだバンドも始めたばかりという状態だったのですが、それなりに頭を悩ませてオリジナル曲を作りステージ挑んだのを覚えている。

 

そして本番を迎え、自分の体感としては、

練習通りに歌えた。

大きな失敗やトラブルはない。

 

しかし結果は・・、

 

一次通過をする事はできなかった。

 

なんで、、?

と後日郵送されてきた、演奏音源を聴いてみた。

 

すると、自分の歌声で気になったことがあった。

それは、自分の声がアマチュアっぽい・・という事だった。とても漠然としていて、説明がつかないけど、何かプロっぽさが無い。

 

具体的に感じた事は、

 

・声の響きが足りない

・演奏との混ざり合っていない

・声が平べったい

・音程も少しフラット気味に感じる

・歌詞が届いてこない

 

いくら気持ちを込めて歌っていても、獲得できない部分だ。

 

プロはどうだ?

 

「歌声に抜け感」がある。

だから聞いていて心地よいし、余裕が感じられるし、説得力がある。それが、自分には圧倒的に足りてない。

 

今、自分がやっている声の出し方の延長線上に、そのプロらしい歌声はあるのか、ないのか・・。

 

無いのであれば、声の出し方を変える必要があるけど、

改善方法と正解も分からない。

 

(特に高声を楽に出すという感覚を感じた事がない場合、自分の高音発声が、一般的には悪い状態なのか、そんなに悪くないのか、が分からない。なので、当時は、あまり喉締め発声を、あまり強く、直そうとは意識していなかった。)

 

なにをどうすれは、プロっぽい声になるのか・・

 

その後もバンドは続き、楽器の大音量の中で、喉を振り絞って歌うという発声スタイルを続けていった。

 

発声については何も分からず、がむしゃらに歌の練習をし続けた高校時代。

文化祭や数回のライブも経験したが、「アマチュアっぽい」という感覚は消えることなく。

 

そして、本格的に歌を学ぶべく、卒業後、上京した。

 

次回へ続く・・。