このブログ記事は、歌う時に喉に余計な力みが入る「喉締め発声」で困っている人へ、少しでも何か役に立ててもらえたらと思い執筆しています。
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高校一年生の時に、初めてライブを行った。
それはオーディションライブで、全国各地域ごとにライブを行い、優秀なバンドは全国へのステージへ進んでいけるというものだった。
高校一年で、まだバンドも始めたばかりという状態だったのですが、それなりに頭を悩ませてオリジナル曲を作りステージ挑んだのを覚えている。
そして本番を迎え、自分の体感としては、
練習通りに歌えた。
大きな失敗やトラブルはない。
しかし結果は・・、
一次通過をする事はできなかった。
なんで、、?
と後日郵送されてきた、演奏音源を聴いてみた。
すると、自分の歌声で気になったことがあった。
それは、自分の声がアマチュアっぽい・・という事だった。とても漠然としていて、説明がつかないけど、何かプロっぽさが無い。
具体的に感じた事は、
・声の響きが足りない
・演奏との混ざり合っていない
・声が平べったい
・音程も少しフラット気味に感じる
・歌詞が届いてこない
いくら気持ちを込めて歌っていても、獲得できない部分だ。
プロはどうだ?
「歌声に抜け感」がある。
だから聞いていて心地よいし、余裕が感じられるし、説得力がある。それが、自分には圧倒的に足りてない。
今、自分がやっている声の出し方の延長線上に、そのプロらしい歌声はあるのか、ないのか・・。
無いのであれば、声の出し方を変える必要があるけど、
改善方法と正解も分からない。
(特に高声を楽に出すという感覚を感じた事がない場合、自分の高音発声が、一般的には悪い状態なのか、そんなに悪くないのか、が分からない。なので、当時は、あまり喉締め発声を、あまり強く、直そうとは意識していなかった。)
なにをどうすれは、プロっぽい声になるのか・・
その後もバンドは続き、楽器の大音量の中で、喉を振り絞って歌うという発声スタイルを続けていった。
発声については何も分からず、がむしゃらに歌の練習をし続けた高校時代。
文化祭や数回のライブも経験したが、「アマチュアっぽい」という感覚は消えることなく。
そして、本格的に歌を学ぶべく、卒業後、上京した。