このブログ記事は、歌う時に喉に余計な力みが入る「喉締め発声」で困っている人へ、少しでも何か役に立ててもらえたらと思い執筆しています。
*****
自分ですすんで音楽を聴くようになったのは、小学6年生頃だったと思う。90年代の当初の音楽シーンは、ビジュアル系ロック、ユーロビート音楽がヒットランキングの上位にきていた時代。
それまで「歌う」と言えば、学校の授業で合唱曲を歌うくらいで、上手く歌おうと思った事もなかったし、もちろん、発声法なんてことは、何も考えてなかった。
ただ大声で思い切り歌えばそれでいい、そう思っていた。
(だいだい子供ってそうだよね(^^)/)
自分でCDを買って音楽を聴くようになってからは、自宅で曲を聴きながら一緒に口ずさんだり、近所に迷惑にならない程度だけど、気分よく歌っていた。
思い返すと、当時、歌っている時の感覚としては、
・下手ではないだろう
・もしかしたら、歌のセンスがあるかも
・歌い続けていれば、きっと上手くなる
こんな感覚を持って、いまだ、自分の歌を客観的に聞いたことのない自分は、楽しい日々を送っていた。
そして、中学生に上がると、時代はバンドブームへ。
おこづかいでアコースティックギターを買って、ギター弾きながら歌えたらな~と思いながら日々練習。好きなバンドのライブ映像を見ながら、真似をして、憧れて、自然と歌声も似せていたのかもしれない。
小学生の頃など、特に男子は、「高音は喉が辛くなり声が出ない」という経験をすることが多い。
そこで、大概の人は「それが自分の地声の限界なんだなぁー」と考えてしまうのかもしれないが、自分の場合は「歌い続けていれば、いつか高音も楽に出せるようになる!」という、根拠のない自信を持っていた。
しかも、その自信は、その後、長年に渡って抱き続ける事になる。
それが「違ったんだ・・」と気づくまで、まずは、そこまでが長かった。。